家庭でやるべき基本的な口腔内衛生

以下の事項は、COVID19に対するためのものばかりでなく、従来より”エチケット”や”マナー”として実践されているべきものです。

虫歯も歯周病も感染症

虫歯や歯周病の原因となる細菌は、人から人へ移ります。いわゆる感染症です。産まれたばかりの赤ちゃんの口の中には、虫歯菌も歯周病菌もいません。

誰かからうつるのです。親が口移しに食べ物を与えても、おばあちゃんが口移しに与えても、うつります。

かなり以前から、歯科医師や歯科衛生士はそれを提言してきました。


口を大きく開けて歯磨きをしない

口を大きく開けて歯ブラシをすると、歯磨き粉やブラシで落した細菌がたくさん飛び散ります。キレイな鏡の前で自分の歯磨きをしてみて、鏡に多くの飛沫が飛び散るようなら、磨き方を変えてください。特に上顎前歯の裏側を磨くときは多く飛沫しますので、特に注意してください。他人と向き合って、歯磨きをするのは、もっての外です。歯磨きはリビングルームでなく、洗面所で行いましょう。


1mmの歯垢(プラーク)の中には、300種類、10億個もの細菌が存在するといわれています。

歯垢を除去するのが、歯磨きですから、それらの細菌を含んだ飛沫が拡散することになります。

歯磨き粉は個人個人のものを使用

家族で同じ歯磨き粉を使用すると、交差感染の原因になる可能性があります。(個人的な考え)歯ブラシと同様、1人、1歯磨き粉が望ましいと思います。


うがいは洗面器に近づいてする

洗面器の高い位置からうがいをすると、上から落ちてきたものが洗面器にあたって、跳ね返り、そこで跳ね返るしぶきが多くなります。しぶきがたたないよう、洗面器に近い位置から静かに口をゆすぎましょう。

歯磨きをした時に口の中に残るものを流すのは、トイレで用を足した時に流すものと同じだと考えればいいと思います。洋式便座では、座位で用を足す(特に男子)。水を流す時は、蓋を閉めてから流す。これらと同じことです。


. 自己に頼るべし、他人に頼るべからず。

. 成功本位の米国主義に倣(なら)うべからず、誠実本位の日本主義に則るべし。

. 誠実によりて得たる信用は最大の財産なりと知るべし。

. 清潔、整頓、堅実を主とすべし。

. 人もし全世界を得るともその霊魂失わば何のためあらんや

                         内村鑑三(高崎市で幼少を過ごす)

                          ~成功の秘訣より抜粋~