一般的に歯並びや噛み合わせをよくするためにするのが矯正治療だと思われていますが、現実的には矯正治療だけでこれらのことが達成できないことが多くあります。
上下の歯の適正な位置関係は、歯科治療において、非常に重要です。
長い人生の中で、歯科治療を極力受けないようにするためには、幼少の時から矯正治療をしておくべきです。
歯の位置が適切な関係にあれば、将来、治療をすることがあっても、非常に優位に治療が受けられるはずです。
初診時は,以下の4つのことを行います。
① お口の中の写真撮影
② 歯を含めたお顔の撮影
③ お顔全体のレントゲン撮影(パノラマ、セファロ、CTなど)
④ 歯型(歯型)作製のための型採り(かたどり)
歯の表でなく、裏 に矯正装置を装着する方法 です。
舌側矯正は,日本の方には人気がある方法です。
当院では、ハーフ・リンガルという、上顎は裏側、下顎は表(唇)側という装置が最も人気があり、これを選択する女性の患者さんが多いです。これですと、下の装置は唇に隠れてあまりみえませんし、上は歯の裏側につける装置ですので、まったく見えません。
上下を裏にすることも可能ですが、上を裏、下を表にすることによって、治療費も安くなります。
ご自分のライフスタイルに合わせて考えることができます。
※適応がありますので、必ず歯科医院で診断を受けて下さい。
※金属アレルギーがある方は,何の金属にアレルギーがあるのかを皮膚科などで検査してきていただいた方が安全です。