自費治療??

自費治療って何?

絶対に取れない?壊れない?

セラミックスといっても、様々な材料があります。患者さんには、それらの様々な材質の違いはわからないでしょう。

とくに奥歯には考えられないような強い力がかかります。

表題のように、「絶対に壊れない、取れないものでお願いします。」という声を聞くことがありますが、私は少し意地悪な言い方ですが、このように答えることがあります。「使わないでくれれば、こわれませんよ」。どんなものでも人間が作ったものはいつかは、壊れるのが宿命です。接着剤も同じです。家の外壁なども色もあせるし、ヒビも入ってくるでしょう。暑さ、寒さ、地震、雨、風、雪など、様々な外力が加われば、いつかはそうになります。歯も同じです。冷たいもの、熱いもの、大きな力、細菌、歯ぎしりなどの習癖。そのようなものに毎日、24時間、耐えてくれています。

ですから、そのようなことに感謝して、使っていただけないと、治療する側も、やる気が失せますし、そんな材料があるなら、教えてほしいとも思います。削ったらダメ。という言葉もよく聞きますが、これも本当でしょうか?削らなければ、どうやって、かぶせたりするのでしょう?患者さんのお口の中の状況は千差万別です。必要な場合は削るし、保存できる場合は抜かないし、一様に、抜くから悪い、削る歯科医は悪いと、自分自身の判断で診断をしないようにしていただきたいと思います。歯科は、患者さんが治療方針を決める場合が多いのが難点です。金属が外れたから、そこをやり直してください。これもよく聞く話ですが、我々の診断はまったく介在しません。口の中をみただけで、歯の中の状態はわかりませんが、レントゲンを撮影すれば、撮りすぎじゃないの?と言われることもあります。レントゲンもきちんと撮影するのは難しいので、失敗すると、再撮影するために、患者さんに説明をしなくてはならず、それに対して不快感をもたれたり、怒られたりするのが、嫌だから、キチンんとしたものを撮影するという意識がなく、ただ単に撮影するという作業にかわっていく。

若い先生たちの中には、患者さんに怒られるのが嫌だから、、はい、わかりました」と言うなりのことをする人たちが増えてきました。患者さんも時間がかかるのは、嫌だし、自分が考えたとおりにやってくれれば、「すぐにやってくれた=良い歯科医」となります。結果、それでは、何もよくなりません。多くの歯科医師が1本でも抜かないように、削らないように、一生懸命、勉強し、患者さんに還元できるように頑張っていることも忘れないでください。