院長 BLOG

2015年6月 6日 土曜日

汪 饶饶先生 来院

昨日(2015.06.05),上海から上海口腔医療中心の主任教授,汪 饶饶先生が,当院に見学来院されました。
汪先生との出会いは,2011年10月でした。
上海で大きなデンタルショー(歯科医療機器や材料の国際的な見本市)があり,そこに参加する際,汪先生の診療室を見学させていただきました。
その時,先生の前で顕微鏡歯科治療のプレゼンをさせていただきました。
自分は気が付かなかったのですが,その時,先生は大変関心をもたれたようで,我々が帰国した後,すぐになんと6台もの顕微鏡を購入されたということでした。(凄いです!)
その行動力と熱意には脱帽です。
今回は,プライベートで来日し,その際,どうしても当院を見学されたいということで,いらっしゃいました。
中国,と言っても,国土が広いので一概には言えませんが(中華料理も北京,上海,広東,四川と分かれていますよね),歯科治療に対する関心やレベルは高まっているようです。そもそも,諸外国ではなりたい職業の上位に常に歯科医師が位置しています。アメリカではNo.1になったこともありました。残念ながら日本では上位どころか,ランキング内に入りません。これはどうしてなのでしょうか?歯に対する価値観,技術職に対する価値観の違いでしょうか?少なくとも先進国レベルにはなってもらいたいものです。




左から,武井,崔先生,汪先生,上田さん(2015.06.05)


さて,汪先生,熱心に診療を見学されていましたが,僕の診療だけでなく,アシスタント・ワークも良く見られており,上田さんのアシストも大変褒められていました。(肝心な事を良くみていらっしゃるところは流石です)
そうなのです。見学される先生方は,モニター中心になるのは仕方ないのですが,実はアシスタント・ワークは凄く難しいのです。
上田さんは経験も長いですが,手先も器用(口は悪い 笑)なので,自分の治療においては,悔しいながら,無くてはならぬ存在になっています。

そこで,今秋,上海に講演に行ってきます。

上海の先生方に顕微鏡治療を普及するお手伝いができればいいと思っています。
顕微鏡を使いはじめて,今年で16年になりますが,まさか,このような機会が訪れるとは思ってもいませんでした。日本では15年近くかかって,今,歯科医師や歯科衛生士さん達がようやく,顕微鏡治療の重要性を感じはじめています。この2年くらいでしょうか,患者さんでも顕微鏡治療をして下さい。とおっしゃる方が少しずつ増えてきました。
自分は中国での普及は比較的早いのではないかと思っています。
いずれにせよ,国内と問わず,海外まで顕微鏡をとおして友人や知人が広がるというのは,本当に嬉しいことです。
誰かを育てないと自分の仕事は完結しない とも思っていましたから,もちろん,自身のセミナーでは日本の歯科医師の先生方にもお教えしていますが,中国でもその一助となれればさらに嬉しいと思っています。




2011年 上海の料理店にて汪先生と(この時は今より13㎏UP↑。やはり少し若いです)



汪先生の勤務する口腔医療中心の受付



汪先生の名札

僕のルーツは顕微鏡です。それは,大学卒業後に在籍した口腔病理学教室から始まります。あの時,治療で顕微鏡を使うとは思ってもいませんでしたが,双眼の顕微鏡を毎日覗いていて良かったのだと思います。

このような機会を与えてくれた汪先生に感謝。謝謝。再見!!

出会いに感謝。謝謝。

なにより,顕微鏡に感謝。謝謝。



5年後にまた行くとは思っていませんでした・・・が・・。
再見!(手は自分ではありません・・・)





この大きい小龍包が,本当に美味しかった!!

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2015年5月29日 金曜日

花が咲く季節

桜は桜の時期に咲き、紫陽花は紫陽花の時期に咲く。咲くべき時、咲くべく季節がそれぞれあるのだろう。早く咲けばいいものでもなく、遅く咲いても、それはそれでよし。人間も同じかなと思う。今年も庭の「隅田の花火紫陽花」が咲き始めました。当院にもまだ満開とはならない,3つの蕾がおります。3つとも,可能性を秘めた素晴らしい蕾ですので,そのうち大輪の花を咲かせてくれることと思います










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2015年5月26日 火曜日

白洲次郎 名言

・人に好かれようと思って仕事をするな。
 むしろ、半分の人には嫌われるように積極的に努力しないと良い仕事は出来ない。

・今の日本の若い人に、一番足りないのは勇気だ。「そういう事を言ったら損する」って事ばかり考えている。

・人様にしかられたくらいで引込むような心臓は、持ち合わせがない。

・ボクは人から、アカデミックな、プリミティブ(素朴)な正義感をふりまわされるのは困る、とよくいわれる。
 しかしボクにはそれが貴(とうと)いものだと思ってる。
 他の人には幼稚なものかもしれんが、これだけは死ぬまで捨てない。
 ボクの幼稚な正義感にさわるものは、みんなフッとばしてしまう。

・「すみません。」は駄目だ、「SAY THANK YOU」だ。

・熱意だよ。日本でも明治維新の時の政治家とか実業家は、熱意があったからあれだけの仕事が出来たんだね。


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2015年1月 9日 金曜日

第12回日本顕微鏡歯科学会

来る4月18日(土)19日(日)に、
都内、一ツ橋記念講堂で開催される、

第12回日本顕微鏡歯科学会における
歯科衛生士シンポジウムにて

当院のチーフ歯科衛生士 上田さんが

シンポジストを務めることとなりました。

上田さんも顕微鏡に携わってから約10年が経ちます。

このような機会を与えていただいた関係者の皆様に感謝するとともに

恩に報いるべく、納得いくプレゼンテーションを製作中です。

よろしくお願い致します。




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2015年1月 1日 木曜日

年頭所感,2015 "奇跡を奇跡にしないのが技術"



平成27年(2015年)



新年、明けましておめでとうございます。

院長の武井です。


自分は、長野市にて2015年の元日を迎えました。

元日の長野市は、深夜から雪が降り、朝には2cmくらいの積雪でした。

皆様も、それぞれの場所にて、良き新年をお迎えされたことと思います。

本年も武井歯科クリニックおよび当院のスタッフをどうぞ、宜しくお願い申し上げます。


さて、年末のNHKの「超 凄(すご)ワザ!」という、テレビ番組の中で、究極の真球を作る技術を競う番組がありました。

真球とは、球の表面の凹凸が1ナノメートルの誤差もなく、(限りなく"ゼロ")に近い)完璧な球体です。

挑むのは、人工股関節の球体部分を造る広島のメーカーと、重機の精密部品を造る大阪の町工場。

判定を下すのは、全長20m、幅7.5cmの限りなく水平な台「アルティメット・パラレル・バー」。

落ちずに球がどこまで転がるかで判定します。

結果は、両者とも、全長20メートルの「アルティメット・パラレル・バー」を途中で落下することなく、完走。

流石、世界に誇る日本の技術です。




その後の開設で、芝浦工業大学の教授が、このような言葉をおっしゃっていました。

"奇跡を奇跡にしないのが技術"

我々、歯科医師や歯科技工士さん、歯科衛生士さんは、日常、どうしても"技術"に頼ることが多いと思います。

その"技術"は、当然ですが、歯科医師や歯科技工士、歯科衛生士によって異なってきます。

先天的なセンスもありますが、どんなにトレーニングしても、修正が困難なのが、"性格"です。

現在、新規開業する歯科医院では、建物の外観を含め、みすぼらしい歯科医院はありません。

みなさん、内装やインテリアまで凝って、一昔前の歯科医院のイメージとは似ても似つかぬものになっています。

当院が2001年から2002年にかけて、大規模な増改築をした時は、まだ、医院用の待合室にはビニールの連結された

椅子が常識でした。カウンターテーブルや、カウンター・チェアーは、歯科医院の待合室として相応しくない部類でした。

1人掛けの椅子も同様です。

個人の持つモバイルの通信機器が、携帯電話からスマフォに変わり、それとともに歯科医院の待合室の椅子も、長椅子から1人

かけの椅子に変化していきました。

話が本題と外れてしまいましたが、外観や内装は綺麗になっても、本当に大切なことは "清潔なこと" です。

歯科治療は、"掃除をすること" が重要な治療が多いです。

その掃除の仕方や、完成度は、個人個人の性格でしかありません。どんな素晴らしい器機を使っても、その先生が、

"綺麗になった"と思えるレベルが低ければ、レベルの高い先生からみれば、"全く綺麗になっていない" ということに

なります。

故に、自分自身の服装も、白衣も、靴も、手足の爪も、髪の毛も、体臭も、口臭も、マスクも、もちろん器具も全部が綺麗でないと

高いレベルでの綺麗さは追及できないのです。

治療で言えば、汚れが残っている状態で、いくら良いとされる薬を使っても、高いレベルで汚れを除去し、必要であれば、その薬の薬効を期待し、塗布する方が、治療結果がいいのは、患者さんでもわかると思います。もしかしたら、薬はいらないかも知れません。

日常生活で言えば、自転車に乗っていて転んで、膝小僧を擦りむいたとします。傷には土や砂が沢山付着しています。
みなさん、最初に何をするべきでしょうか?

消毒薬で洗い流すべきでしょうか?それとも、何か、薬を塗って絆創膏を貼るべきでしょうか?

違いますよね?土や砂を水で徹底的に洗い流して落とすべきです。

もう一つ、大切な事があります。

それは、"整理"です。

コックさんでも、大工さんでも、美容師さんでも、鈑金屋さんでも、やはり技術力が高い人は、今、行っている作業と同時進行で

片付けをします。

ドイツの諺に、"人生の半分は整理整頓である" という言葉があります。これは、

"成功するためには、前もった準備が必要だ"と換言することもできます。




しかし、実際、整理するのは、捨てることも伴うので、なかなか大変です。

また、"何かを捨てなければ、新しいものは手に入らない" ともいいます。

当院も、この地に開業してから、18年になります。(秋で19年)

昨年は、医療器具専用の自動洗浄機、クラスBのプレ・バキューム式オートクレーブなどを導入し、

治療器具の更なる清潔化と、スタッフの安全性の向上のために設備を拡充しました。

院内の患者さんの目につかない場所には、様々な不要な者も増えてきました。

今年は、それらを、大きく整理したいと思います。

そして、そのようなことから、

"奇跡を奇跡にしないのが技術" という言葉を

もう一度、振り返ってみたいと思います。

2015年も、武井歯科クリニックを、どうか、よろしくお願い致します。


2015年元旦

武井則之

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2014年8月24日 日曜日

謙譲の美徳

謙譲の美徳

「何もございませんが、どうぞ」とか「つまらない物ですけど、どうぞ」という言い方は外国でもよく使いますか?
 日本人が「つまらない物ですけど、どうぞ」とか言うのはどうしてですか?
日本では高い物をお土産として上げる時に、「これはとても良い物ですから、どうぞ」と言って上げればいいです。といいますか?
多くのア○×△人は、自分の良い点、特長を他の人に分かりやすく見せようとしますが、日本人はどうでしょうか?また、分かりやすくしないことは悪いことですか?
着物は体型を隠します。洋服は体型を隠しません。どちらが綺麗ですか?どちらがいいですか?どちらが"ダメ"でどちらが"いい"ですか?

 日本の文化を勉強したら、どうして日本人が「つまらない物ですけど、どうぞ」とか「何もございませんが、どうぞ」とか言うのか分かります。
日本人は自分の考えを人前ではっきり言わないとか、日本人は何を考えているのか分からない、と言う外国人がよくいます。又、日本人が実際に言葉で言うことと本当に考えていることが違うことがよくある、と言う人もいます。
 例えば、お客さんに飲み物や食べ物を勧める時に、どんなにおいしい物を勧める時でも、「何もございませんが、どうぞ」と言ったり、お客さんがいくら立派なお土産を上げる時でも、「つまらない物ですけど、どうぞ」と言って上げたりします。本当においしい物を上げるのだったら、「これはおいしいですから、どうぞ召し上がって下さい」、高いお土産を上げるのだったら、「これはとてもいい物です。どうぞ」と言って上げればいい、と外国人が思うかもしれません。しかし、このような言い方は日本の文化を基にした典型的な日本の言い方です。言葉の背後にある日本の文化を勉強すれば、日本人がどうしてこういう言い方をするのか分かるようになります。
 多くのア○×△人は、自分は他の人と違ってこんな良い点を持っている、自分は色々なことができるのだ、ということを他人に分かりやすく見せようとしますが、日本ではその反対です。日本では「謙譲の美徳」が尊重されます。「謙譲の美徳」というのは、自分や自分の家族を実際より低く見せることによって相手の地位を高めて尊敬しよう、という気持ちです。だから、何か物を出す時に「何もございませんが、どうぞ」とか「つまらない物ですけど、どうぞ」とかいう言い方が使われるのです。
 他に、多くのア○×△人は、よく人前で家族のことを褒められると、「ええ、うちの主人は料理や洗濯を手伝ってくれて、とてもいい主人です」とか「うちの子供はピアノが上手で、よくリサイタルをします。私が何も言わなくてもうちで学校の勉強をよくするし、本当に良い子供です」とか自分の家族のことを褒めることがあります。でも、日本では滅多にありません。「おたくの奥さんは料理がお上手ですね」と言われても、御主人は、「そうなのですよ。とても上手で、プロの料理人のようです」とは言いません。
「お子さんはよく勉強ができますね」と言われても、お母さんは、「ありがとうございます。本当に良い子です」とは言いません。普通は謙遜して、「いいえ、まだまだ下手です」とか「もう少し勉強してくれるといいですが、」とか否定的なことを言います。
それは、日本には「謙譲の美徳」というものがあるからです。
 毎日使われている日本語の中にも謙譲語」と言われる「謙譲」を表す言葉があります。例えば、「明日■△へまいります」というのは「明日■△へ行きます」の意味で、「来週ゴルフをいたします」は「ゴルフをします」、「うちにおります」は「うちにいます」です。謙譲語は、自分を低くして相手を高めて、尊敬する言葉です。

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2014年6月13日 金曜日

矛盾





矛 盾


世の中は矛盾だらけで、

歯科医院の患者さんが"多い"ということは"良い事"ではない。

来院している患者さんがすべて"治療"するところがなく"メインテナンス"のための方達であれば、別だが、そうなると言葉上では"患者さん"ではない。

歯を無くさないように"治療"しているのに、患者さんが"多い"なんて、何か矛盾している。それが新規の患者さんばかりならば話は別だが、実際はそうでない。

でも患者さんがまったくいなければ、歯科医院は経営的に成りたたない。

だから"矛盾"している。

また、歯科治療は"再治療"が多いのも現実だ。

一度詰めたものが"とれる"
昨日、先週、1ケ月前に装着したセラミックスの歯が"かける"
つけたばかりの仮の歯が何回も取れる。

こんな不満はよく聞く。
自分がした治療でも、このようなことが皆無だとは言えない。ただ、このような事は少なくなるように
考えて治療している。
つけたものが取れると、患者さんとしてはセメント(かぶせものや詰める金属をつける接着剤)が弱いのだろう。と考える。患者さんの立場としては当然の考えだが、セメントは最後の要素だ。
取れるのは、咬合(かみ合わせ)、歯の削り方、削る量、これらの要素が大きい。
お茶筒のふたは簡単に外れないが、セメントはない。
内筒と外筒が平行だからだ。
歯もそのように削ればいい。
が、すべてはそのようにいかない。入らなくなるからだ。
歯を削るのは本当に難しいことで、
様々な理論と決まりがある。


再治療で最多なものは"根管治療"だ。

痛みがあるのに被せられた。
何をやっているのか、よくわからない。
勝手に神経をとられた。
本当に"抜く"必要があったのだろうか?(抜かれた後では、僕たちはわからない)

18年間で、最近は"勝手に神経をとられた"という話はあまりきかなくなってきた。

が、相変わらず、"何をやっているのかわからない"のが

根管治療だ。

"歯"自体が1つの臓器で、それが小さい。その小さい臓器の中の神経や神経の先なんてみえない。これは経験ではない。経験を積んでも見えないものはみえない。むしろ、経験と年齢を重ねると目は老眼になり、もっと見えなくなっていく(笑)顕微鏡はそれをすべてカバーしてくれるので、老眼でも近眼でもまったく問題ない。

みえないので、何がどうなっているのか、本当は"治療の方法"がわからない。
"膿がでている" "歯の中にヒビがはいっている" ""治療器具が折れている
"虫歯の取り残しがたくさんある"などなど。

それを説明するのは"顕微鏡"で撮影した"動画"や"静止画"が一番だ。

どんなに待たせても、5分で治療は終わらせない。(終わらないのだ)

この10年の自分のポリシーだ。(もちろん、内容によっては早く終わることもたまにはある)

顕微鏡で治療をさせてもらって、それを歯科衛生士チーフの上田さんが説明する。(自分でも説明するが、それを全部自分でやっていると、治療時間が減ってしまう。これも矛盾・・・。)

自分で培ってきた自分のスタイルだ。
自分の医院に10年以上通院してくれている患者さんが、たくさんいる。本当にありがたいことだ。

再治療の患者さんもいる。

10年以上きてくれている患者さんから絶大な信頼と支持を得ているのは、まぎれもなく彼女だ。

当院に入社して2年を迎える歯科助手兼受付の大畠さんも素晴らしい人材だ。彼女は当たり前の言葉を当たり前に言える。マニュアルではないから、言葉から"気持ち"が伝わる。

もう、この2人のようなスタッフに巡り合う機会はないかもしれない。


ふと、そうに思った。

患者さん(Tさん)から昨年いただいた"薔薇"がきれいに咲いた。(パット・オースチンという名前)

これ以外に、猫の額のような庭で"ピエール・・ド・ロンサール"""ルージュ・ドゥ・ピエール・ドロンサール"を育てている。

薔薇の木に薔薇の花咲く 何事の不思議なけれど    ~北原 白秋~

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2014年3月 2日 日曜日

わからないと買えない
















わからないと買えない

お酢を作る過程をテレビで見ました。

日本の酢は米酢が基本ですが、どのように作るのか、その過程は知りませんでした。

本物の米酢は、日本酒を作ったあと、酢酸菌(さくさんきん)を入れて100日間発行させてできるそうです。

しかし、市販されているものすべてがそのように作られているわけではありません。

まずは、美味しい日本酒を作るために使う米の量が違うそうです。

法的には40%のお米を使えば、"米酢"と表記していいそうです。

しかし、本物は100%のお米を使います。当然ですが、美味しい日本酒ができなければ、美味しい酢もできません。

お米を作るところから、ゆっくり時間をかけて120年間、大切に受け継いできた麹や酢酸菌を使って,
ゆっくり時間をかけて発酵させるかたや、作られたアルコール(日本酒を造らない)に、米を入れただ
けのもの。これも"米酢"です。

その過程を知って、その商品に対して価値観をもち、大量生産されたものよりも価格が高くても、
それを購入する消費者が多くいます。

それができるまでの"過程"を"知る"ということが、その商品の"価値"になるのだと思います。

その蔵元のHPにはこのように記載されています。

「製品はいずれも一貫した手造りをしておりますため、造れる量に限りがございます。
お客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、どうかご理解の程お願いいたします。」


そのとおりだと思います。

さて、昨日も朝から新患の方で、他院で右上奥歯の根管治療を3ケ月受けているのですが、

痛みが引かないという患者さんがいらっしゃいました。予約の患者さんがいたのと、代診の

先生が昨日は休みだったため、どうしようかなと思いましたが、痛みが引かないということでしたので、

顕微鏡にて応急的な治療を開始、原因の究明に努めました。

結果、すぐに原因が判明し、それを録画しておいた動画にて説明。患者さんの満足度も得て、

無事に除痛することができました。

通常は抜歯と言われても仕方ない状態でしたが、おそらく残せる状況だということも説明し、

夕方に電話をさせていただいたら、痛みはとれましたということでした。

 当院では僕自身が1日に診させていただく患者さんは、5人~7人位です。

午前に2人。午後に3、4人位です(処置内容により若干増減します)。

そんなに少ないのですか?と思われる方もいらっしゃると思いますが、1人の患者さんに費やす時間は約90分です。

それを考えると1日5人でも450分(8時間弱)になります。現実としては昼休みもまともにはなく、

延長されることも度々ですから、9時間以上の診療になります。

1回の治療が20分で1日40人の患者さんを診察する?ありえない話です。

当院の治療費は一般の歯科医院より高いようです(笑)。その事は、あまり気にしないようにしています。

今は、動物の歯の治療費の方が人間より高い時代です。(その事自体をなんやかんやと言うつもりはありません。)

それは、"酢"と同じで大量生産でも、安ければなんでいいという方もいれば、

100%の米酢がいいという方、価値観は様々だからです。

でも、世の中の鉄則として、安くていいものって、ほとんどないのだと思います。

急患の患者さんは、いままでの医院で何をしているのか、まったくわかっていませんでした。ただ、

単に根管治療。中を消毒しました。で、終わりです。

それでは、"わからない"から"買えない"です。

自分の歯の状態を知って、それを残すことに価値観をもたれれば、そこに対価が発生する。

その過程を知らなければ、"高い""安い"は言えないはずです。

僕の仕事を一緒にもう、10年以上やってくれている歯科技工士さんの仕事も同じです。

その内容を知れば、今の技工料では安いくらいだと感じることもしばしばです。

僕らの仕事も、無農薬のお米を100%使った本物の"米酢"でありたい。そのように感じました。

「治療はいずれも一貫して顕微鏡を使用しておりますため、診られる数に限りがございます。

患者さんには大変ご迷惑をおかけいたしますが、どうかご理解の程お願いいたします。」


当院のホームページには、このように書こうかなと思います。

ちなみに、"わからないと買えない"と言ったのは、京都に住む、日本大好きな外人女性(農家の主婦)でした。

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2013年12月24日 火曜日

オヤジの役割

仕事とは関係ありませんが・・・

オヤジの役割ってなんですかね?ある人にこんな質問をしてみました。

嬉しい事をもらったり
楽しいことをもらったり
自分の小ささを教わったり
悩まされたり
その代償を払ったり
そのうち喜びももらったり
そのうち頼もしくも思い
順繰り順繰り順番ですね。

こんな答えが返ってきました。

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2013年4月28日 日曜日

Let it be を聴きながら・・・

Let  it  beを聴きながら・・・

18歳で家をでた

誰しも通る道で、その時は寂しいとは思わなかった

僕の生まれた家は
群馬県と長野県の県境にあるアプト式機関車と峠の釜めしで有名な横川駅の近くにある坂本という中山道の宿場町だ

碓氷峠という峠を越えて軽井沢に行く その峠の麓にある
とても小さな町だ

かつては"坂城照る照る 追分曇る 花の坂本 雨が降る" と言われ
江戸時代には碓氷の関所を通過する前や通過した後に
旅人が休息をとるために賑わった町でもある

その峠を越えて

長野県にある大学に進学した

入学した年のゴールデン・ウィークは帰省しなかった

寂しくなりそうだったからだ

しばらくして
1人暮らしの環境に慣れ
友達もでき 語らい
酒を呑み
部活をし
先輩に可愛がられ

そんな環境ができると
実家にはますます
帰らなかった
アメリカ民謡に"峠の我が家"という歌がある

実家のある碓氷峠の中腹から僕の生まれた町を見渡せる場所がある

1人で長野県に行く時
親父の運転するワゴン車で家をでた

実家のみえるその場所で
親父は車を止め
2人で生まれた町と家を見て

親父は何かを語った 何を言ったかは 覚えていない

だいぶ時間が経って

親父が"峠の我が家"を聴いていた

僕は親離れが早いほうで

今でもあまり、親父と話はしない

2人で酒をしみじみ呑んだこともない

今、思うと

"峠の我が家"を聴きながら

1人でコツコツと技工をして

3人の子供を育ててきた

その技工料が僕の生活費になっていたことを知ると

涙が止まらなくなる

亡くなった祖母も

帰省した実家からまた長野に戻る僕の姿を

家の門の陰に隠れて

僕の車がみえなくなるまで

手を振って見送っていた

なぜ、隠れていたかというと

そのような光景を近所の人にみられるのを

僕が嫌ったからだ

バックミラーに映る 祖母の姿を

僕も知っていた

悪いと思っていたが 恥ずかしさの方が先行していた

今は、可哀想だったと思う

それも涙が止まらない

碓氷峠の一部は刎石山(はねいしやま)という山にある

"刎石に続く山々紅葉して 遥か信濃の空青く澄む"

祖母が詠った歌だ

その山をみて 信濃に住む 僕のことを思って読んだ歌だ

今の自分が住んでいる家の窓からは
浅間山がよく見える

自分が同じような立場にならないと

気づかないし わからない

いつだってそうだ

Let it beを聴きながら・・・

今朝の空は

やけにまぶしく さみしい


When I find myself in times of trouble,
Mother Mary comes to me,
Speaking words of wisdom, "Let it be."
And in my hour of darkness (in my darkest hour),
she is standing right in front of me,
Speaking words of wisdom, "Let it be."

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2013年4月 7日 日曜日

博物館

ひとつ目の部屋には 手首の傷が置いてある
若い頃に失くした 愛の形見として

ふたつ目の部屋には 言葉を全部閉じ込めた
他人の心を いくつか殺した償いに

涙の数だけ部屋を増やして
怒りの数だけドアを叩いて

流れゆく時のほとりで
哀しみ数えながら

思い出にするには あまりに重すぎるものや
忘れ去ってゆくほどに 軽くもないものたち

みっつ目の部屋には 失くした人の面影を
美術館のように 静かに並べてある

よっつ目の部屋からは 明るい色で重ねたい
あざなう縄のように 幸せちりばめたい

螺旋階段昇り続けて
喜び哀しみ まわりつづけて

流れゆく時のほとりで
せめて 上を向いて

そして最後の部屋は お前のためにあけてある
寂しいばかりでない
人生 生きた証に
生きた 証に


作詞 さだ まさし 1980年(昭和55年)10月発売 アルバム「印象派」より



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2013年1月 2日 水曜日

努力は人を裏切らない

2013年が幕を開けました。

皆様,明けましておめでとうございます。

まずは,当院の患者さん,昨年までに顕微鏡を通じて出会った先生方,
日頃からお世話になっている大阪SJCD(松川敏久会長)のみなさん,
日本顕微鏡歯科学会の先生方,
当院スタッフ,(和田裕一先生,上田こころチーフ,小保方 恵サブ・チーフ)
当院の技工をお願いしている歯科技工所のみなさん,みどりの森DCのみなさん
,ミッドタウンDCのみなさん,歯科材料のディーラーさん,
マイクロセミナーでお世話になっている業者のみなさん,

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

謹んで皆様のご健康とご多幸を祈念致します。


さて・・・。ブログを書くのも非常に久しぶりです。

今回は年頭にあたって,最近思っていることを書いてみたいと思います。


「今後,様々な意味で今後はマイクロスコープを使い、治療後に動画によって説明するのが当り前になる時代が必ずくるでしょう。」

2001年,取材を受けたメディアの記事の中で,僕はこのように言っていました。


2013年,10年前と比較してもマイクロスコープの必要性は,多くの歯科医師あるいは歯科医療関係者に認知されています。

もはや歯科治療にマイクロスコープは不要だなどという歯科医師はいないでしょう。


「顕微鏡で何がみえるんだ?顕微鏡なんて必要ない」

2001年,僕自身が同業の先輩歯科医師に言われたことは,12年の歳月を経て,今の時代とは全く逆方向の言葉になりました。

この10年は,歯科医療関係者に顕微鏡の必要性を認知させる時代でした。

今後の10年はそれを知った歯科医療従事者が,患者さんにその必要性を認知させる時代です。

顕微鏡とは違う部分も多いですが,拡大という意味においては「拡大鏡=ルーペ」も歯科治療の中で広く認知され,使用されていま

す。

倍率が高くなれば,視野は狭くなりますし,ブレも大きくなるので,ルーペはルーペで,使いこなせるまでには大変ですが,導入コス

トの面やテクニックの習得面などでは,顕微鏡に比べ使い安いということは事実です。






上の写真は東京歯材社から購入した,GP-1という,僕が最初に購入したマイクロを使って,なにやら治療をしているとこです。

こ機種は国産初の歯科用顕微鏡(可変鏡筒)でした。(2001年,平成13年撮影)


「顕微鏡」 「C.T.」 「CAD/CAM」 と,この10年,患者さんの知らないとことで歯科医療は大きな大きな進歩を遂げてきました。

おそらく,そのような部分では今世紀最大の進歩でしょう。

しかし,顕微鏡でも,C.T.でも拡大鏡でも共通する最も大切なことがあります。

それは, 「使おうとする者の気持ち」 なのです。

「時代がこうだから,みんなが持っているから自分だけ持っていないのは恥ずかしい・・」

「CT持っていなかったら,インプラントなんてできない」

「顕微鏡使わなかったから根管なんて見えるはずがない」

そうではないんだ。そうじゃないんだ。

顕微鏡もC.T.もCAD/CAMも,日常臨床の延長で,

「こんなにきちんと治療したはずなのに何故,うまくいかないのだろう?」

「この治療をもっと的確にするには,こういう器具(器械)があったらいいな・・」

「このことがわからない。知りたいけど,この分野に精通している先生はどういう先生かな?どんな講習会があるのかな?どのような本

が出版されているのかな?調べてみよう!」

そんな気持ちから全ては始まるのです。

もし,それがなかったら, 「3種の神器」 も 「3種の"塵"器」になってしまいます。

実際,顕微鏡を使ってなくても素晴らしい治療をされている先生を,僕はたくさん知っています。

設備は最高。しかし,それを使うのは人間です。"持っている" のと "使っている" のでは大きく異なります。

"モラル" "良心" "誠意" 様々な言葉が頭に浮かびますが,何が "良心"なのかということを自問自答してみると,

「顕微鏡を使って,自分がみたことを,治療結果として患者さんに還元すること」

それが自分にできることなのだと思います。それを良心と呼ぶか誠意と呼ぶか,これは自分では判断しかねます。


「一生懸命やるのは当たり前・・・」 

17年前に患者さんに言われた言葉。当時は正直,頭にきました。

でも,今はその通りだと思っています。


「努力は人を裏切らない」

この言葉を信じて,この1年を歩んでいこうと思います。




2013年1月2日 武井則之
 

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2012年9月18日 火曜日

残念なこと

1つ目の残念だったこと

 大学を卒業以来,20年振りに同窓会が母校で開催された。

 正確にいうと,卒業後5年経った時,都内で小規模な同窓会があったのだが,それは親しい仲の集まりといった程度のもので,公的な同窓会が開催されたのは,今回が初めてであった。

 今回は理事長(学長兼務)と学監の2人の先生が来賓として参加された。どれほどの人がそのことを深く捉えているかわからないが,これは非常に意味深いことで,我々15期生という卒業生がどのようにみられているかを図り知ることができる。

同窓会であるので,当然のことながら親しい間柄であるし,開催されたのも母校内ということであったが,1つ残念なことがあった。同窓生の服装である。

 大学のトップの先生が臨席されている席である。そのことは,事前の通知でも知っていた。

 最も,礼を欠く服装の同窓がいた。それは,オープンなシャツに下はTシャツ,短パンにサンダル履きという"いでたち"であった。
 我々も現役世代の同窓生で,今年,45歳になる。社会の中堅を担う年齢と職種である。

 幹事に言わせれば,"そんなことは常識で,いちいち通達するものではない"と言われるだろう。その通りだと思う。

たとえ,どのような立場の来賓が来るか知らなくても,自分自身の年齢や社会的立場,いわゆるTPOを鑑みた時に,どのような服装で出席すべきか,常識的に判断できて当然の年齢だ。

 我々の行く勉強会や講習会,学会に"日本歯内療法学会"という学会がある。簡単に言えば歯の保存について勉強する場所だ。僕の知るところでは,この学会はほとんどの先生がスーツ姿で出席されるそうだ。

一方,"インプラント"に関係する勉強会や講演会,学会もある。この会は僕も何回も参加しているのだが,近年,前述の同窓生のような"いでたち"の人が多い。非常に目障りな人達である。

それを諭そうとする雰囲気もなくないようだが,一向に減る傾向はない。

 自分達の社会的地位の向上を取り戻そうとする気持ちがみんなにあるのであれば,まずはその服装から正さねばならない。少なくともジャケット1つを羽おる"常識"を理解してもらいたい。

 そういう意味で,2人の来賓の先生には多大な無礼を働いたと感じている。

2つ目の残念だったこと

1次会,2次会を終えて3次会は,同じ大学の某部のOB会と同じ場所で開かれた。

その場で,偶然,現役学生の4年生の後輩が隣に座った。もちろん,初対面である。その彼と卒業後の話になった。彼は関西の出身で,お父さんが本校の卒業生ということであった。卒業後の進路の話になった。

彼は,父親の医院を継ぐ予定だそうだ。その中の話で"何故,父親の医院を継ぎたいの?"という質問を投げかけた。

彼の返事はこうであった。「父親の医院に来院している患者さんがいるから,それをそのまま得られるので,患者獲得に苦労しない」唖然とした僕はこうに言った。

「お父さんの医院にきている患者さんが君をすぐに信頼して,そのまま通院してくれるとは限らないよ」
彼は,「そうか・・・」と言って黙っていた。

何か違う。何かが違う。言っても,教えても,喚起しても通じないことがある。そんな雰囲気だった。

今朝,愚息が"お腹が痛い"といって,「病院にいく」と言いだした。

「ふざけんなよ!昨晩,普通に夕飯をたくさん食べて,熱もないのにお腹が痛い?そんなことで病院なんか行くな!学校に行け!」

当たり前だが,そう言って送り出した。

隣国との問題も毎日,TVで放送されている。今,この国が抱える問題は非常に多い。まったなしである。

愚息,後輩,同級生,みんなの顔がひとつになって頭の中をよぎった。

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2012年7月 2日 月曜日

誰のために 何のために

さて,今週の食べ合わせの話は"ダイコンおろしとシラス"です。
ダイコンおろしにシラスを添えた料理は朝の食卓などでよくみかけますが,意外にもこの組み合わせは良くありません。
シラス干しには,体の成長に大きく関係するリジンが含まれています。しかし,ダイコンにはこのリジンの吸収を阻害する物質が含まれています。
その一方で,ダイコンにはシラス干しに含まれるカリウムやカルシウムの吸収を活発にするビタミンCも含まれています。この矛盾点は酢をかけることで改善できますので,ダイコンとシラス干しには酢を小量かければ栄養的に問題なく食べられます。

話はかわりますが,歯科医院に定期的に通院して歯石の除去などのクリーニングを受けている人とそうでない人では心血管の病気の発生率が違うそうです。
いままでも多くの研究で口の中の衛生状態が悪いと心血管疾患のリスクが高くなると言われてきましたが,台湾の研究で2012年6月に報告されました。
歯のクリーニングを受けた10887人と受けていない10989人について7年間の追跡調査をして7年後に調べた結果,歯のクリーニングを受けたグループは心筋梗塞,脳卒中,心血管疾患の病気の発生率が低く,さらに歯のクリーニングの頻度が高くなるほど,心血管の病気のリスクが低くなるという結果が出ました。

さて,そろそろ小学校などでは臨海学校の季節が近づいてきました。
たまにあるのですが「歯医者さんに行って虫歯を直して来ないと臨海学校にいけない」などという事を言ってくる子供がいます。
これは大きな間違いです。"臨海学校に行くために歯科医院に行って治療を受ける"のではありません。
そのような教育は大人になってから何のために歯科医院に通院するのかという観念を大きく狂わせます。
ですから,「前歯は高いから大切にしなさい」などという間違った観念が日本では横行するのです。
「誰のために 何のために 治療をするのか」ということをよく考えてもらいたいと思います。

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2012年6月18日 月曜日

ひめゆり学徒隊

さて,今日は6月18日。今から67年前,日本はまだ大東亜戦争の真っただ中でした。
終戦は8月15日ですから,終戦まで2ケ月を切っている時期です。

沖縄では米軍が上陸し,本土上陸を阻止しようと必死の攻防が続いていましたが,敗色は濃厚でした。
沖縄師範学校女子部と沖縄県立第一高等女学校の教師18名と生徒222人で構成された合計240名から成る学徒隊がありました。"ひめゆり学徒隊"です。

今日は"ひめゆり学徒隊"に解散命令がでた日です。翌19日,脱出のために集合した井原第三外科壕(現ひめゆりの塔)にガス弾がぶちこまれ,46人の学徒・職員が亡くなりました。
九死に一生を得た学徒達にも攻撃が加えられ,学徒240人のうち,136人が亡くなり,そのうちの14人は荒崎海岸で集団自決をしました。

誰が命令したとか,していないとか,そういう議論をするつもりはありません。
今から67年前のその時代に,我々と同じ若者が,大切な父母や兄弟,友人,先生,先輩を想いながら,そういう事があったという事実を忘れてはいけないという単純なことだけです。






 







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2012年3月25日 日曜日

人間の誇りと話し方

2012年3月25日 フェイスブック投稿記事より転載


 NHK学園専任講師山岸弘子先生の著書、『歯科医院での話し方80の法則 クインテッセンス出版 2011年12月10日第1版 ISBN978-4-7812-0237-2』の19頁に「患者さんからみた歯科医院で信用できない印象の人」とは?という著者が自ら調べたアンケート結果があり、その最下段に"高齢者を子ども扱いして話す人"と書かれていました。

 『"○×○×さん!大丈夫??歩ける??聞こえる?食べられる??わかった??』
 こんな言葉でもイントネーションによっては、聞こえ方は違いますが、
 若い時に社会的にも地位のあった方などは特にそうだと思いますが、若い女(男)性スタッフからこんな言い方をされても、体や言   葉が自由にならなかったら、どんなに悔しくて惨めかと思います。

 人間には様々な思い出や経験があります。今はベッドで横たわっているしかないかもしれないけど、若い時はとても活躍したこと、家族のこと、職場のこと、同僚のこと、仕事のこと・・・そういうパーソナル・データを考えたら、そういう話し方はできないと思います。

僕の祖母も教師でした。あることがきっかけで退職(辞職)を余議なくされましたが、明治生まれの女性でした。
その祖母が晩年作った短歌にこんなのがあったのを思い出しました。

『年老いた老人なるも人間の 誇りをもって生きていきたし』

自分自身もあらためて気をつけようと思います。山岸先生ありがとうございました。

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2012年3月12日 月曜日

2012.03.12 "国を維持する力の源"

2012.03.12メルマガ配信記事より一部改変

おはようございます。武井歯科クリニックです!
今朝は,郷土の偉人"新島 襄"先生の同志社大学設立の趣意の一部をご紹介します。

『国を維持するは、決して二、三英雄の力に非ず。実に一国を組織する教育あり、智識あり、品行ある人民の力に拠らざる可からず。是等の人民は一国の良心とも謂ふ可き人々なり。而して吾人は即ち此の一国の良心とも謂ふ可き人々を養成せんと欲す。吾人が目的とする所実に斯くの如し』

震災から1年が過ぎました。震災に限らず,日本という国自体が様々な面で窮地に立たされています。
一部の人でしょうが,義援金や失業手当をあてにして,働かずに毎日パチンコ通いをしているなどという寂しい話も聞こえてきます。1年前に石原慎太郎東京都知事が「天罰」といって論議をかもした言葉が蘇ってきます。

震災の時に列を作って順番通りに並んだ姿が諸外国から賞賛を受けた日本人。その姿が嘘でないことを祈ります。

今週も,元気に頑張りましょう!

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2011年12月26日 月曜日

2011年を振り返る 其の1

この1年を振り返る。自分も毎年毎年それなりに振り返ってきましたが、今年は特別です。

ここ数日に放送された東日本大震災に関わる映像や新たな事実に対し,涙を流したり憤りを隠せない人も多いのではないでしょうか?

大津波に流されるビニールハウス、船、家々、コンビナートの大火災、計画停電の実施、ガソリン不足、電池、トイレットペーパー不足・・・。また、東日本に住む人々は,いや、日本人すべては、自分達の知らぬうちに生死の境にたたされました。

メルトダウン・・・。3000万人総避難・・・。それが現実に起こりようとした・・・今、生きていられ、昨年までと同じ年末を迎えようとしているのはどんな奇跡なのか?

危機を救ってくれた東京消防庁ハイパーレスキュー隊、自衛隊、米軍、現場にいた東京電力職員の方々他多数にあらためて感謝。失ったものも大きすぎます。本当に今年起こったことなのか,このまま普通の年末を迎えていいものなのか?頭の中が混乱する時もあります。

昨日の新聞には104基の原発があるアメリカで34年振りに原発建設を着工するという記事がありました。かたや日本では我が群馬県の八ツ場ダムの工事再開です。アメリカの原発は東芝子会社製だそうで,テロの旅客機追突にも耐えられる強固な設計だそうです。

しかし,自然の力をあなどってはいけません。所詮,人間の作るもの。どんなものでも絶対ということはありません。自然の力はテロなどと比べ物にならないのは明白です。

日本人が外国へ行くと,パスポートや金銭を日本にいる普段より異常に気をつける習性があります。このメルマガでも配信しましたが,自動販売機が無事な国は日本だけです。海外諸国では"犯罪の温床"になるから自販機がないし,あってもお金を入れて商品がでてくる自販機は珍しいといわれます。

Made in Japanは絶対に壊れないと我々も勘違いしている部分や,日常の生活の中で日本では大丈夫と思っていることが多くありませんか?

原発も同じではないでしょうか?「安全だといったじゃないですか!? 爆発しないと言ったじゃないですか!?」危機せまった時のトップの方々のそういうやりとり自体が悪い意味での"日本的"な安心感ではないでしょうか?海外ではおそらくそういうやりとりはないのではないのか?と個人的に思っています。


我々も日常の診療の中でよく聞かれることで「このセラミックス(インプラント)の歯は一生もちますか?」ということをよく聞かれます。その質問にはいつもこうに答えています。
「使わないで,土の中に埋めとておくのであれば一生もちます」と。歯の話でまとめるつもりはなかったのですが,これを書いているうちにそんなことも思い出しました。

『形あるものは必ず壊れる』これが原則だと思います。

当地に開業して15年。当院も3月と4月は医業収入6割減になり,先のみえなかったあの時期は経営的に境地に立たされ,銀行の方々とも何度も話し合いをしました。お陰様でなんとか乗り切ってきました。
年内にもう一度,ブログを書こうと思います。


~志半ばで無念の一生を終えた人,家族を残して津波に流されて亡くなってしまった人,極寒の泥水の中で1人ぼっちで死んでいった幼い子供達,両親が急にいなくなって天涯孤独になってしまった子供達,東日本大震災で命を亡くされた全ての方々に・・・合掌~
2011年12月26日 武井則之

 

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2011年11月 3日 木曜日

歯1本の価値と"ぼったくり"

"ぼったくり"とは、どういう意味なのでしょうか?

モノの価値とは、同じ商品でも国や場所によって異なりますが、例えば普通の方法で栽培したキュウリ1本が¥20,000だとしたら、どうでしょうか?
よく使われるシュチュエーションは、繁華街で客引きに捕まったお客さんが入店して30分、お店に滞在して普通のウィスキー1杯、女性に烏龍茶を1杯おごっただけで¥50,000の料金を請求されたらこれは"ぼったくり"ではないでしょうか?

どちらも、ほとんどの方が"キュウリ""普通のウィスキー""烏龍茶"の市場価格を知っている。それに対して高すぎると考えるわけです。キュウリなどは飲食店に入ればお味噌付きで1本¥300位では普通は出されています。

スーパーなどでは1本幾らでしょうか?およそ¥10から¥30位ではないでしょうか?原価の10倍。十分な利益率ですが、この中で人件費など諸々の経費が捻出されるわけですから、すべてが店の利益というわけにはいきません。
では、"歯"1本の価値はどうなのでしょうか?

"歯"はスーパーでは売っていません。薬局でも売ってません。他にどんなところで売っていそうでしょうか?デパート?ネット?売っていないですよね。

何故ならモノでなく臓器だからです。つまり、一般の方は歯の市場価格を知らないのです。

それはそうです。歯科医院で働くスタッフでさえ、治療に使う材料の価格を知らない輩が多いのが現実で、それを理解させることに経営者や院長は苦労するわけです。中には1滴が¥2,000なんていう材料もあります。

 キュウリやウィスキーはスーパーなどで売っており、その価格に対して「高すぎる、ぼったくりだ!」というのですが、歯はその価格を知らないのに"自分の価値観より高ければ、「高い!ぼったくりだ!」というわけです。

 我々がお子さんの永久歯を誤って抜歯したとします。これは完全なミスですから、もし裁判沙汰になったら1本の永久歯に対してどれほどの賠償金を支払わなければならないでしょうか?ある生命保険会社の試算では歯1本の価値は、およそ50万円です。
様々なことを考えると50万円ではすまないと思われます。

 自分の歯を治療する時は1本50万円では「高すぎる!ぼったくりだ!」と豪語する方に限って必ず自分の子供の歯が上記のような状況になった時には"50万円"ではすまない傾向があります。
しかも、自分ではその治療をしていなく、医院側は1円ももらっていないのに家族や友達に「あそこの医院は"ぼったくり"だ!」という方が多いのです。

自分の治療をする時は「50万円は高い。10万円くらいでいいのでは?」とおっしゃるなら、上記のような治療ミスが起こった時も10万円でいいはずです。
そうはいかないのが、日本の現実です。完全な矛盾です。

"ぼったくり"とは、goo辞書で引くとこのように記載されています。

《「ぼっ」は、「ぼる」(暴利)から》法外な料金を取ること。力ずくで奪い取ること。ぶったくり。》
また、別のサイトで検索すると、『"ぼったくり"とは市場価格を大きく上回る法外な値段をとる行為やそうした行為をする店、人を意味する。』また、『ぼったくりとは恐喝して金品をとることだが、不良少年などがする恐喝ではなく、警察が賭博場から恐喝的に賄賂を受け取ることや新聞記者がスキャンダルをネタに行う恐喝など、権力や情報を使った知能犯的なものをさす。』とも記載されています。

この中で『市場価格を大きく上回る法外な値段をとる行為やそうした行為をする店、人』という意味を我々の業界で当てはめると、市場価格を知らない人が多く比較の仕様がないはずです。
保険会社の試算を基準とするならば,インプラントの治療費に関しては"ぼったくり"をしている歯科医院は日本中でほとんどないということになろうかと思います。様々なリスクを考えるとむしろ安い位の料金です。

一方,海外(先進国や後進国を含む)において歯科医師の社会的地位は高いです。それは技術職としての評価です。1人の人が医師、歯科医師と両方のライセンスを取得した場合、圧倒的に歯科医師を主な職業として選択する国々が多いのが現状です。
不思議なことにお日本だけそれが逆です。
むしろ、2011年現在、歯科大学も入学定員割れの学校が増えています。

国民皆保険制度は歯科においては、歯を臓器でなく"モノ"としての価値しか植え付けませんでした。
一時期、ある層の人達が負担金¥0あるいは¥500という時代もありました。そうなると、入れ歯を何個作っても¥0なのですから、ちょっと痛くて削ればすむものを別の歯科医院に行ってまた新しい入れ歯を作る・・と。
こういう最悪の循環になったのです。
その時代,1人で何個も入れ歯を持っている患者さんが多くいました。いくつもあるものだから,上下ペアになっていたものがわからなくなっている人もいました。どれだけ,保険料の無駄遣いをしてきたのでしょうか?

保険制度の負担金=歯の値段という感覚に陥ってしまったのです。3割負担の人は10割の値段を歯の価値として考えてくれなくなった。技術の評価や歯1本の価値が上がるわけがありません。

負担金を減じる本来の目的は「誰でも少ない負担金で医療機関を受診しやすくして、疾病を少なくみんなが健康で長生きするようにしよう」ということです。
しかし、それは日本人得意の建前で、本音は「負担金を高くすると、来院患者が減少し、病院や医院の収入が減じるから」ということではないのでしょうか?
ただ(¥0)ほど高いものはないのです。そのつけはすでに今の社会保険制度の資金不足にきていることより明らかではないでしょうか?

 日本だけ歯の価値観が上がらない理由は他の国と何か異なった原因があるからです。それが、他の国にない制度、"国民皆保険"です。技術と臓器が混在する歯科にとっては最悪の制度です。

我々は少なくても"ぼったくり"と呼ばれるような"いわれ"はありません。
医療人としてのプライドを傷つける最悪の言葉です。

こちらも人間ですから、そのように言われた患者さんに、気持や心を込めて治療する気にもなりません。

 インプラント1本でも骨にしっかりつくように様々な研究や開発が行われています。また,それにクラウンをかぶせて"噛む"という機能を与えるまでにも様々な高額医療機器は勿論,技術があります。
高い技術レベルをもった日本の歯科技工士さんは海外で高い評価を受けます。
ただし,製品は同じレベルのものの供給が可能ですが,技術には大きなバラツキがあります。同じ症例で同じインプラントを使っても,結果は大きく変わることがあるのです。
使っているインプラント,型を取る材料,クラウンを作る歯科技工士,歯科医師の技術,全てがそれぞれ違います。同じではないのです。
インプラントの開発から口の中に歯が出来るまでをNHKなどでドキュメントにしてくれれば,もう少し歯の価値観や歯科医療技術の価値観も高まる気がします。それが出来ないのが日本です。
技術を持っている人はそのような意見に反対はしません。技術の無い人達が反対するからです。悪く言えば「小さい犬はよく吠える」のです。

 正しい価値を知らない人の情報は、同類の正しい価値を知らない人からしか入ってきません。所謂、井戸端会議的な情報で何の根拠もありません。

自分の目で見て、調べて、体験して正しい情報を身につけるようにしたいものです。




【当院でのケース① インプラント術後】






『向かって左の前歯がインプラントによりできた歯』






【他院でのケース 術前と術後】










『左図は他院のHPで審美症例と掲載されている症例。ただ白いセラミックを被せれば審美と考えている安直なケース。
歯の根まで削って被せてあるから,こんな長~い歯になってしまいます。審美を術者も患者さんもわかっていない。当院でこのようなケースはありえないです。これで患者さんは本当に満足しているのでしょうか?』







【当院でのケース② 術前】







【当院でのケース② 術後】







『同様なケースでの当院での治療例。術前では歯根が露出していたが簡単な手術により全て元に戻っています。オールセラム・ラミネートベニアが装着されていますが,これで治療費が同じなら,どちらを選ばれますか?(おそらく,同じではありませんよ)技術の差,診断の差,マテリアルの選択の差,歯科技工士の差とはこのようなことをいうのではないでしょうか?これで同じ治療費なら,正直,顕微鏡も必要ないし,勉強なんかやっていられません。なんでもありです。』



日本語辞典の最高峰、「広辞苑 第六版」が10年振りに大改訂され、出版されました。
表題にはこのように書いてあります。


『言葉には意味がある』

正しい言葉を覚えましょう!!

偶然ですが,今日は「文化の日」です。

久しぶりに長いブログを書きました。

あ~。スッキリした!

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2011年11月 1日 火曜日

コスモクリーナーないかな?

2011年10月17日 メルマガ配信記事より

おはようございます!武井歯科クリニックです!

!年賀状印刷やクリスマスケーキの予約案内のチラシがちらほらと目につく季節になってしまいました。みんなどんなことを思い出して,2011年の締めくくりを迎えようとしているでしょうか?

さて,昨日,長野県の野辺山にある国立天文台に行ってきました。直径45mの電波望遠鏡を間近でみてきましたが,ブラックホールをみつけた望遠鏡だそうで,近くで見るとかなり迫力がありました。


ところで,太陽から風が吹いていることをご存知でしょうか?

僕はお恥ずかしながら知らなかったのですが,電気をおびた電子や陽子などの素粒子が太陽から飛び出しますが,フレアが起きていないときでも,太陽からはこれらの素粒子が休むことなく飛び出しているそうです。これを太陽風と呼ぶのです。

電気をおびた粒子でできているガスのことをプラズマとよびますが、太陽風はプラズマの流れなのです。みなさんが良くご存知のオーロラもこの太陽風によって生じる現象だそうです。夢のある仕事でいいですね~。僕も・・・。と思って働いている方々の学歴をみたら,東大・東工大・・・。「あぁ~無理だぁ~~!」と思ってしまいました。

何しろ小学校6年の息子が太陽風とオーロラの関係を知っていたのには驚かされました。

そういえば,僕は"宇宙戦艦ヤマト"の大ファンなのですが,第1作のストーリーはイスカンダル星にコスモクリーナーという放射能除去装置を受け取りにいくことを目的とした14万8千光年の旅でした。

昨日,福島から¥3,100キロ離れた太平洋の海上で,"福島"と書かれた船や漂流物が大量に海上に漂流しているのが発見されたという新聞記事をみました。"コスモクリーナー"あるといいですね!!

さあ,新しい1週間の始まりです!あなたの人生の中ではあなたが主人公です。今週も元気に頑張りましょう!!

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2011年11月 1日 火曜日

喜びも悲しみも幾歳月

2011年10月24日メルマガ配信記事より

おはようございます!武井歯科クリニックです!!

今日は雨模様で,さわやかな秋晴れ!とはいきませんね。

さて,実は当院は今月10月1日で開業15年目に入りました。
15年・・・。来る人,去る人,出会い,別れ・・・喜びも悲しみも幾歳月です。

そういう映画がありましたね。最初の映画は木下恵介監督。主演は高峰秀子さん。佐田啓二,田村高弘さんなどでした。昭和32年の作品ですから,僕が生まれる10年前です。「俺ら岬の灯台守は 妻と二人で沖行く船の・・・」という歌詞で始まる若山 彰さんの主題歌も大ヒットしたようです。懐かしい方も多いでしょう。

昭和61年にリメイクされて「新・喜びも悲しみも幾歳月」という作品が発表になり,これは加藤 剛さん,中井貴一さん,今は亡き,大原麗子さんが主演でした。最初の作品で主演した佐田啓二さんの息子が中井貴一さんですから,親子二代で同名作品の主演を務めたことになります。今は灯台守という仕事があるのでしょうか?

実は調べたら日本では長崎県五島市の男女群島の女島にある女島灯台が最後の有人灯台だったのですが,自動化が進み,残務処理の終了とともに今から5年前の2006年(平成18年)12月5日に無人灯台になり,それを最後に日本に灯台守はいなくなったそうです。

思えば,僕らが生まれてからでさえも,無くなった職業が沢山あるように思います。無くなってはいなくてもスタイルの大きく変わった職業も多々あります。

無くなったわけではありませんが,僕は小さい頃,夕方必ずラッパを吹いてやってくるお豆腐屋さんの豆腐をボールを持って家の外に買いに行っていました。あれほど美味しい豆腐を最近は食べたことがありません。歯科治療も大きく変わりました。

あと5年で20年。20年でまだまだ幼稚園卒園といったところでしょうか?当たり前ですが,とりあえずここまでこられたのは患者さんのおかげです。もちろん,スタッフも・・。

自分自身はまだ夢があるので,それに向かって頑張りたいと思います。

さあ,新しい1週間の始まりです!今週も元気に頑張りましょう!!

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2011年10月 3日 月曜日

患者さんが教えてくれた悔いない人生とは・・・

10月になってしまいました。今年も残りあと3ケ月です。さて,今日は歯科医の先輩が教えてくれたちょっといいお話を・・。

患者さんが教えてくれた悔いない人生とは・・・

 『お年を召された女性患者さんの話をしましょう。どこを見ても特に悪いところもなかったので、不思議に思った私はなぜ来院したのか,その女性に理由を聞いてみました。

「もう私に残された時間はわずかなものです。命が尽き、家族や友人に見送られる瞬間が来るのは遠くないことでしょう。私が死んでお棺に横たわったときに、皆が見つめるその顔に歯がないのは嫌なのです。

きれいな歯が入った、きれいな顔で最期を見送ってほしい。死んでもきれいな身体の状態でサヨナラしたい。それができなければ,きっと後悔すると思うので」

この答えを聞いて,私は魂がふるえるような感動を覚えました。本当に最後の最後の一瞬まで本気で生きていかなければならない。 その瞬間までやるべきことをやらなければ,死んでも後悔するに違いない。そんなことをその方は教えてくれたのです

。 たった一度きりの人生です。「悔いのない人生だった」と心から宣言できる一生をみなさんが送られることを心から祈っています。』
医療法人社団いのうえ歯科医院 井上裕之先生

 

何のために長い治療時間と費用をかけて歯科治療をうけるのか,考え方は様々です。ただ人間には誇りがあります。その誇りも人それぞれでしょう。
ただ,そういう価値観をおもちになっている患者さんの人生の一助になるような仕事ができているのであればそれは幸せです。  これを読んで僕の亡き祖母が晩年に詠んだ短歌にこんなのがあって思い出しました。

「年老いた老人なるも 人間の 誇りをもって生きていきたし」    武井とき子

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2011年9月27日 火曜日

躾の極意

躾の極意

ある休みの日,いつものように地下鉄に乗っている時の出来事でした。通勤ラッシュのような激しい万人電車ではありませんでしたが,座席はすべて埋まり,つり革も少しの空きがあるくらいでした。そこの動物園のお出掛するらしい家族連れが,まだ列車から降りようとしている乗客がいっぱいいる中をどけどけと言わんばかりにかき分けて乗りこんできたのです。
列車に乗っていた乗客は,私を含めてみんな一同に口をポカ~ンと開けたまま,目は点。しばらくの間,あぜんとしてその一家の動きをみておりました。彼らは荷物を載せたベビーカーを押す母親らしき女性と4歳位の子供,そしてその子を抱っこした父親らしき男性の3人連れでした。
父親に抱かれたおチビさんは無邪気そのもので,ドロだらけの靴を履いた足をバタつかせております。
周囲にいた乗客達は少しずつ少しずつ,その場から離れていくようにみえました。
みんな見て見ぬふりを決め込んでいるようでしたが,実際には親子の行動に目がくぎ付けになっていたに違いありません。しかし,両親ともに周りの目を気にする様子は全くなく,今日一日の予定を大声で話し合っておりました。
ある駅で降りようと席を立った70代半ばぐらいの上品な女性がその家族のそばを通り過ぎる時でした。女性は「おめかしをしたおばあちゃんの一張羅のお洋服が汚れそうだから,このお靴は脱いでちょうだいね。お願いね」とさらりと言い,子供の靴を脱がせレジ袋に入れて,ベビーカーの荷物の上にポンと置き,そのまま列車を降りていきました。
 あっという間の出来事で,周りの乗客の表情がほわぁーんと一変しました。私も胸がスーッとして「すごい!ありがとうございます」と心の中で拍手していました。
 逆キレが怖いと言われるこの頃に,上品な女性のさっそうとした振る舞い。あの女性と同じぐらいの年齢になったら,私にもできるのかしら?
(2011.09.26 日本歯科新聞 掲載 デンタル小町が通る 小児歯科あおやま 院長 足立妙子 )


 この話を聞いて思い出したことが2つありました。
1つは,家の近くのお好み焼きのお店に家族で行った時の出来事です。状況は前述の話と変わりません。若い女の子達のグループがお店の一角の個室で中身のない話を大声でしていました。同時に下品な笑い声がお店の中に響き渡っている。そんな雰囲気でした。家族やグループで行くようなお店ですから,他のお客さんも迷惑そうで,「お店のスタッフも注意してくれないかな!」という雰囲気だったと思います。突如,ママが小走りにそのグループの部屋に行き,他のお客さんに聞こえるような大声でこうに言ったのです。「どうしました!?なんかあったの?あたしびっくりしちゃった!」急に大声で部屋に入ってこられたので,その子達は一瞬にして静まりました。その後,たわいもない話をして部屋からでていきましたが,みるにみかねたママの判断でしょう。客商売である故に面と向かって注意できない。しかし,他のお客さんに迷惑がかかっている,相手は若い女の子のグループ。
僕も同じような状況を抱えることがあります。僕自身は真っ向から注意するタイプなので,喧嘩になることがありますが,そうかこうにすればいいのだな~と感心しました。

 もう1つは,愚息が確か3,4歳の時の事です。家族で都内に出掛けた時の山手線の中での出来事です。
我々の座っていた席の横に上品な年配のご夫人が座っていました。その方に我が息子はこんなことを言ってしまったのです。「紫色の髪なんてアリエナイよねぇ~」隣に座っていた我々は大慌てです。「すみません。申し訳ありません」とご婦人に謝りました。幼少の子供の目線からは髪は黒と思ったのでしょう。そのこと自体は咎(とがめる)必要もないと思いますが,そのご婦人はこのように返してくれました「いいのよ。そうよね。おかしいわよね~」山手線の電車の中ですから,それなりの人はいたと思います。恥をかかせてしまったのでは?と解釈すれば,相手によっては我々が親として怒られた可能性もあります。そのような言葉を子供に返してくれたご婦人に感謝しました。子供は正直ですから思った事を素直に言います。時にはそれが「残酷」と思えるような言葉や行動もあります。その時,僕は愚息を怒りはしませんでした。ただ,「髪の毛をお洒落で色々な色に染めている人もいるんだよ」という,その年齢では知らない世の中のことを教えてはあげました。

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2011年9月17日 土曜日

幼稚な社会

今日は自分の心が敏感な感じがします・・・

思ったことを書いてみました。


幼稚な社会

とんかつ屋に何しにいく?
とんかつ食べにいく

鮨屋に何をしにいく?
鮨を食べにいく

ラーメン屋に何しにいく?
ラーメン食べに行く

歌手のコンサートに何しにいく?
歌を聴きにいく

焼肉屋に何をしにいく?
焼肉を食べにいく

洋服屋に何をしにいく?
洋服を買いにいく

どれもこれも当り前のこと

とんかつ屋でとんかつ頼んだら,とんかつでなく
サイドメニューで子供が頼んだラーメンが美味しかったといわれたら・・・

ラーメン屋でラーメン頼んだら
ラーメンじゃなくサイドメニューのギョウザが美味しかったといわれたら・・・

コンサートで歌より,トークが面白かったといわれたら・・・

ところで

歯科医院には何しにいく?
歯科治療を受けにいく

当たり前

どんなに先生の話が上手でも
どんなにスタッフの女の子の愛想がよくて可愛くても
どんなにホームページが充実していても
どんなに雑誌が充実していても
どんなに待ち時間が短くても
それは一時のこと

噛めなかったり
痛みがとれなかったり
つけたものがすぐにとれたり

そんなことが多ければ
トークが上手な歌手といわれるのとおなじ屈辱をうけること

歯科医院で
治療が終わったあとに
スタッフ全員が玄関の外にでて患者さんを見送る必要があるのだろうか?

それが医療サービスなのか?

エステが上手な歯医者さんなどと言われたら,谷底まで落ちたくなる
医療人としての誇りや哲学はどこにある?

大人が自分の利益になることだけを考えて
この国の将来を考えない。どんどん幼稚な社会になっていく。

6年も大学で勉強した歯科医師までがそうだ。

それを次の世代に伝えるつもりか?

ならぬものはならぬ

そんな言葉はどこにいく?

キチントした治療をすること

それが僕らのできる本当のサービスだ。

歯科医師としての勉強や仕事
理事長(経営者)としての勉強や仕事
それぞれが必要なこと

だけど

時代に関係なく物事の本質は変わらない。

僕は決して 「迎合」 はしない。 

次の世代に 「心」や「心意気」は 必ず伝わるはずだ
2011年9月17日 武井則之

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2011年9月17日 土曜日

言葉・・・

言葉は難しいですね。

同じ言葉でも,話す側と聞く方がその意味を取り違えていると,全く解釈が変わりますので,とんでもない勘違いをすることになります。

昨日,とある知人と話をしたところ,「今は男がダメ!」という話になりました。なにしろ,マニュアル社会で,マニュアルで基礎的なことを学んだとして,それをもとに少し応用をきかせることをさせると,「それはマニュアルに書いていないから出来ません」という返答・・。
ぶんなぐってやろうと思った!と言ってました。

ん~。殴れないんですよね。今の時代。。その反面,権利は主張する。仕事できないのに,残業時間や休暇の申請は権利の範囲内で・・。たまりませんね・・・。

何しろ,学校だってちょっとした雨の中,体育の授業させると,親から校長先生に電話があり,
「インフルエンザになったらどうするんですか!」と抗議される。
もっとダメなのは,校長先生が「すみませんでした」と親に謝罪し,部下の教師にそれを伝えて怒る始末・・・。

なんで,部下をかばってやれないんだ校長!!と思いますが・・。

そんなこと言う親,何百人中の1人か2人の意見なんですよ。いわゆる,モンスター・ペアレンツ!

大丈夫かな~日本。大丈夫かな~?大和魂。大丈夫かな~大和撫子。

いいことがFBに書いてあったので紹介します。

「年配や若年の世代から吸収できる情報はありますが、自分の経験から正しいと言える判断で、情報処理する事が大切です。
生存競争に生き残る為にただコピーしまくる人々がいるが、彼らは自分の哲学が無くなっている事に気が付きません。
そういう人々は企業にとっても危険な存在です。」


また,本題の言葉について,良い記事をみつけました。











みなさんも,こんなこと毎日ありませんか?

ほんの一言付け足してもらえると,ストレスから解放されるのですが・・。

このことを直接,伝えると,どういうことになるか・・・。








言葉を使わなくなり,メモ書きになるのです。

ますます,会話をしなくなる。

困ったものです。








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2011年9月16日 金曜日

認知・判断・操作

認知・判断・操作 (取材記事2011年秋より抜粋し,一部改変)


下の切手(図1)をみると,木々が描かれているのは誰でもわかります。

「これはリヒテンシュタインの切手です。公国である同国は切手を国家の主要な産業としています。この印刷技術には目を見張るものがあり,切手コレクターの間では有名です。さて,これを顕微鏡で拡大してみたものが右の(図2)です。どうでしょうか?



             




(図1)                         (図2)

木の枝の1本1本が繊細に描かれているのがわかると思います。

次に,下の人物像の描かれている切手をごらん下さい。


      
     



(図3)


同様に拡大したものです。(図4)    









(図4)

 リヒテンシュタインの切手と違い,人物の色の構成は赤・青・黄の3原色のドットの組み合わせであることが明らかで,印刷技術も非常に低いことがわかります。

因みにこれは南米の某国の切手です。拡大するとこのようなことが判明するのと同様,治療もまずは認知(見ること,知ること)をしなければ,次の判断に至らないのです。認知・判断・操作とは自動車の教習所で最初に学ぶことです。

 歯科治療においてもこれは変わらないのです。その認知ができていないために歯科治療は再発や再治療が多いということはもはや,ゆるぎない事実になっているのです。

 今後も新しい機械を最大限活用し、患者さんが心から満足できるような歯科治療を提供していきたいと思っています。また、インプラントについては知られていますが、逆にもっと基本的な、歯を残すための根管治療についてはきちんとした理解がされていないように感じています。

歯石の除去も同様で,肉眼でおこなっている治療は取り残しが多いことが現実です。こうした治療についてももっと理解を広めていきたいと考えています。

流行的な治療や,経営コンサルタントなどの経営戦略にまどわされない,本道の歯科治療を正確にやり続けることで,患者さんに,ひいては社会に貢献していきたい。そのように考えています。
予防については,治療を要する歯に対しては,顕微鏡を用いたキチントしたした治療をすることが,最大の予防と考えています。

抜かないとダメと言われた歯でも,顕微鏡をとおして診断・治療をすれば,抜かないで保存できる場合も多くあります。逆にショッキングな診断をしなくてはいけなくなる場合もあります。同じ抜歯でも理解して抜くのとそうでないのでは,大きな差がありますよね。そんな時にはどうぞ,一度ご相談下さい。

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2011年8月19日 金曜日

夏休み・・・

今年の夏休みは,中華民国に行ってきました。

成田か羽田から3時間ちょとで着きます。石垣島なんかは目と鼻の先なのに,やはり異国・・・。

中華民国・・・台湾ですよ。日本政府は現在,政府承認をしていないので,日本とは国交のない国になります。

現在,日本と国交のある国は194ケ国。それに日本を入れて世界には全部で195の国が存在するというのが日本政府の公式見解。

3.11の大震災の時には,最も援助をしてくれた国の1つです。日本円にして総額3億円。物価は日本の約1/3ですから,感覚的には9
億円近い義援金を送ってくれたことになります。国土は日本の九州と同じくらいの面積。首都は台北。人口は約2,300万人。

セブンイレブンや大手の日系デパート,ホテルなどが沢山ありますので,国交と経済は全く関係ないことがわかります。

セブンイレブンは,日本とほぼ同じ品揃え。おにぎり,弁当,何でもあります。おでんは,「関東煮」という名前ですが,普通に売ってます。ちょっと鶏がらベースかもしれませんが,大根などはほぼ同じ味といってよいでしょう。

デパ地下(僕はデパ地下大好き!!)には,ありとあらゆる日本の食材があり,フードコートにも日本食が多くありました。

ちなみに,日本のものの表記は「日式」です。日式中華麺とか,日式・・・とか,そんな感じです。紀伊国屋書店もあり,本を買ったりするのにも事欠かないですね。

初めて行った台湾ですが,中山地区というおそらく,台北で一番開発が進んでいる地区に宿泊しました。東京の銀座・・・。そんな感じ

でしょうか・・。でも,少しだけ,路地に入ると・・・昭和40年代にタイムスリップしたような町工場がたくさんあります。

多かったのは自動車関係の工場。何十,いや何百という数のエンジンが店先に並べられ,機械油の匂いがただよっていました。街中は老若男女,原付,原付の嵐です。日本と違い,右側通行なので,うっかりすると轢かれそうになります。

最初の日は,散髪に行きました!(息子と!)休みに入るまで,何かと忙しく,行きつけの理容室(長井さん,ごめん。来月は行きます)

に行けなかったので,少々不安はありましたが,思い切って入ってみました。台北式シャンプーを体験して,台北式散髪。どのようにな
ったかは,夏休み明けのお楽しみ・・。上海に行った時も同じですが,上海では全く英語は通じませんでした。

そもそも,料理もそうですが,中国料理という料理は無いことは知っていますよね?。正しくは,北京料理,広東料理,四川料理,上海料理の4つをひとくくりにして,中国(中華)料理と呼んでいるだけで,それぞれ,異なる料理です。地域(気候)が全く違う地域ですから,味付けも異なるに決まっているのですが・・。

言葉も同じです。北京語,上海語,広東語,台湾語,みんな違います。また,台北はまだ良かったですが,英語はほとんど通じないと考えていいでしょう。ホテルのフロントのスイス人男性と少々会話を交わしましたが,我々も英語に少しは慣れているということでしょうか・・・。台湾語よりよっぽど話せるし,聞けました。

食事は,おいしいです。飲茶系の点心などは流石です。ところで・・・日本人がお店に入ると必ず,勧められるものがあります。

①チャーハン ②焼きそば,③ギョウーザ ④マーボ豆腐 特に①②は必ずです。これは欧米の中華料理店に入っても同じ現象です。

それほどチャーハンと焼きそばは日本人の代名詞にもなっている料理らしいです。

アジアの国々を考える時,どうしても大東亜戦争のことを考えざるを得ません。

日本は欧米の植民地であったアジアの国々を独立させたという側面もあります。そのことは隠されて,侵略した侵略したと教えられるのはおかしいと思います。

今,日本に来て(震災後は少なくなったようですが)欧米の様々なブランド品を,たくさん買っていかれる国の方がいますが,バブル時代は日本人がそうだったのですよ。

僕もパリのルイ・ヴィトンの本店の前でVサインで写真を撮影している日本人を沢山みました。新聞でも連日のように非難されていましたよ。

アジアはやはり西欧文化に憧れるのですかね・・。逆に西欧は日本の良い部分をよくみている。

「不思議な国ニッポン」という本を書いた,ポール・ボネというフランス人がたしか,いました。

また,読み返してみようと思います。

では,また・・。



























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2011年5月22日 日曜日

蛙の笛

new今日はゴールデン・ウィークが終わってから、初めての休日ですが、生憎の天気です。

昨日はとても暑い1日でした。真夏のような暑さで、夏は本当に大丈夫かな~と思わせるような感じでした。

・・・・一転して、今日は、朝から軽微な地震と、曇り空・・・に雨・・・。

今年の気候は本当にどうかしてます。

5月、6月は多くの予定があり、また、土曜日も講習会などで、休診の日も多く患者さんにも大変ご迷惑をおかけします。

・・・いつ頃からでしょうか。5月になると、(実は誕生月です)朝の目覚めが非常に早くなります。毎日、大体、5時には自然に目が覚めます。もともと、時間で寝るタイプなので、寝る前に何時には起きると決めると、目覚ましは無くてもその時間に起きられるようになっているみたいです。

今朝は、早くからテレビを見ていたら、由紀さおりさんが出演している番組で、 「蛙の笛」を歌っていました。

一.月夜の田圃で コロロ コロロ コロロ コロコロ なる笛は あれはね あれはね あれは蛙の 銀の笛 ささ 銀の笛
二.あの笛きいてりゃ コロロコロロ コロロコロコロ 眠くなる あれはね あれはね あれは蛙の 子守歌 ささ子守歌
三.蛙が笛吹きゃ コロロコロロ コロロコロコロ 夜がふける ごらんよ ごらんよ ごらんお月さんも 夢みてる ささ夢みてる

この曲は斎藤信夫さん作詞、海沼 実さんの作曲で昭和21年に発表されています。戦後、間もない時期ですね。

「蛙の笛」の誕生についてちょっと調べてみました

 "昭和二十一年(1946年)四月十二日の夜ふけ、教職を退き、職を探していた斎藤信夫は、明日 はどこへ出かけようと、疲れ果てて横になった寝床へ―コロコロ コロコロコロ と、冬眠から目がさめたばかりの蛙のかわいい声が聞こえてきました。
 それが、悶々としてやるせない胸には―ガンバレヨ ガンバレよ―と聞き取れ るではないか。そうだ、蛙の言う通りだ。万物の霊長たる人間が、これしきの事 で、何たるざまだ、よし頑張ろう、ついては、優しく励ましてくれた蛙たちに、 思い切り早春の夜の美しい歌をプレゼントしようとして書いたのが、この「蛙の 笛」(作品番号 3561)である。"(斎藤信夫『童謡詩集 子ども心を友として』 (成東町教育委員会)より抜粋)。

この歌、ご存知ない方も多いのでしょうか?
とてもいい詩と曲ですよ。是非、聴いてみて下さい。
notesnotesnotesnotesnotes
http://videolicca.com/videos/pMHQnpylGT4/%E8%9B%99%E3%81%AE%E7%AC%9B-%E5%B7%9D%E7%94%B0%E6%AD%A3%E5%AD%90-%E5%B7%9D%E7%94%B0%E5%AD%9D%E5%AD%90

作曲者の 海沼 実さんは、長野県の松代町(六文銭の真田信之の城下町で有名です)の出身で、他の代表作には、
「お猿のかごや」 「あの子はたあれ」 「ちんから峠」 「里の秋」 「みかんの花咲く丘」 「からすの赤ちゃん」 などがあります。

「みかんの花咲く丘」 と 「里の秋」は僕は大好きな曲で、子供の頃、レコードを何回も何回も繰り返し聞いていました。

もうすぐ6月になってしまいます。街中ではどうかわかりませんが、僕が生れた田舎では、蛙の声が聞こえていました。

そういうことが、とても懐かしく感じる時があります。

戻りたくはないし、戻れないし、戻ってもいけないし・・・。でも、あの時の自分に会ってみたいと思うことは沢山あります。

開業して今秋で14年が終わります。14年前から通って頂いている患者さんも多くいらっしゃいます。
僕も、患者さんもスタッフも少しずつ歳をとってきました。少なくとも14年前と同じではありません。

その中の1人の患者さんにメールをもらいました。

「初めて先生に治療していただいた時 大丈夫です 僕が絶対治してあげますと 言われました 歯医者さんはいろんなところにお世話になっていましたが 初めて聞いた言葉でした 」

今でも覚えている。右上の5番。急性化膿性根尖性歯周炎。急性症状のためか、麻酔が奏功しにくく、コアの除去に苦労したケース・・。

その患者さんが、今、ある病気で手術を控えています。

彼女から教わったこと・・・。

優しく触れること・・。麻酔から、ミラーを入れることから、削ることから・・・、印象を採ることから・・・。

手術がうまくいくように・・・。痛くされないように・・・。

今、それを願っています。僕の大切な患者さん K.M.さん。















 

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2011年4月24日 日曜日

第3回 Clinical MicroDentistry Introduction Course2011開催

4/23(土)第3回の Clinical MicroDentistry Introduction Course2011が開催されました。

今回はフリーランスの歯科衛生士で、米国を中心にご活躍されている 加藤 久子先生を特別講師にお招きしての開催となりました。

コースに参加されている先生方の医院に勤務されている歯科衛生士さんをはじめとしたスタッフの参加もあり、当院のスタッフもj含め、総勢20名参加のコースとなりました。

今回のコースは、Microdentistryのアシスタント・ワークというテーマがあり、これは今回初の試みでしたが、当院のチーフ歯科衛生士の上田さんが、プレゼン作成などを協力してくれましたので、なんとかまとまったコースになったのではないかと思っています。

ドクター目線からアシスタントを考えるということもテーマの中にありましたので、アシスタントの方々にも、鏡像で正像にみえるように字を書くトレーニングをしてもらったり、ドクターと同様の実習をしていただきました。

普段、顕微鏡を使っていないのに、顕微鏡に酔う方が1人もおらず、安心しました。

みなさん、楽しく実習を行ってもらえて "ホッ" としました。

加藤先生の講演は、歯周治療の非常にベーシックなところを中心にお話しいただきました。

器具の構造や基本的な使い方、キュレットは部位によって決められたシャンクや角度があることなどのベーシックなことから、治療するポケットに合わない器具を挿入することが非常に大きな事故を招くことなど、当たり前といえば当たり前ですが、それが理解されているかどうかは別問題。
また、米国での最新の医療情報などなど。特に米国では感染予防のため、スピットンがユニットから外されていることなどは、みなさん知らなかったようで、ビックリされていました。米国の現在は日本の10年後・・。どの業界でも同じことがいわれますが、米国の良いところは、合理的なところと、いいことはすぐに取り入れていくフットワークの軽さです。歯科医師もそうですが、歯科衛生士さんも州ごとのライセンスで、2年ごとの更新制。
こういう良い部分はどんどん取り入れた方がいいと思います。
国ができないなら、歯科医院単位で、歯科衛生士さんのランクの更新を2年ごとに行うとか、ランク別の歯科衛生士さんを掲示していくとか、そういう個人に遠慮しない、勉強している人だけが残れるシステムが本来、「患者さんのため」なのではないでしょうか?
技術がない人は患者さんからも選ばれなくなり、メインテナンスを受ける人が減っていくのは目に見えています。それは「可哀そう」なことなのでしょうか?本当に可哀そうな人は誰なのでしょうか?もちろん、歯科衛生士のみならず歯科医師、歯科技工士も同じだと思います。立ち止まってしまうなら、この職業から身を引くべきだと思います。

日本は "村" 社会です。良い部分もありますが、自分で何もやらない人に限って、それを強調します。
できない(やらない)人はできない人と仲間を作りたがります。弱者の論理です。
できる(自分で勉強する)人は、自然に周りに認められます。

"患者さんのため" 葵の御紋みたいなこの言葉を掲げられると、何も言えなくなる部分も無きにしも非ずです。

"患者さんのため" とは非常に奥深い言葉です。簡単には使えません。

加藤先生の話を聞いていて、やはり、治療であって、作業であってはならないのだとあらためて強く感じました。
器具の理論は、元々女性には不得手な分野ですが、キュレットの選択と使用法を誤ると、大きなトラブルが生じることを皆さん理解していただけたのではないかと思います。
ゆえに、みんなで使い回しをするような道具ではいけないので、"MY キュレット"を持ち、自分の器具は自分で管理することをおすすめします。

現行の制度では、歯科衛生士さんはすべてのことが歯科医師の指導の下でという制限付きです。その一方で歯周治療やメインテナンスは歯科衛生士の業務だと・・・。一体、どっちなんだ???と聞きたくなります。
歯科衛生士の業務範囲を狭めている本態は、歯科医師です。
歯科衛生士実地指導や歯科疾患管理指導を算定するためだけに歯科衛生士が必要・・・それなら、2年制が3年制になり、修学年数が増えてやれることは何も変わらなくても、歯科医師には何も関係ないのです。"やりがい"をもたせること自体、無理でしょう。
キチントした歯周治療をやってもらうために歯科衛生士が必要・・・これは3年制になったらそれなりの知識や基本的なスキルが必要です。少なくとも2年制からの違いを示してもらわなければなりません。歯科医師側も自分の患者さんを配当するわけですから、事故を起こさないようにと必死です。
一般開業医でのあまり基本的とはいえない歯科医院で、学生時に臨床実習をさせられると、それがその歯科衛生士さんの全てになってしまいます。根管治療時には必ずラバーダムをすること。自分のキュレットは自分で研ぐこと。そういう時代と関係ない普遍なことを学生にみせるのと見せないのでは、卒業後の臨床に大きく関わってくるのではないでしょうか?口腔外科以外の歯科大学での基本的な教育は必須です。

何事も "Back to the Basic"です。基本に忠実。

来月もマイクロデンティストリーのアシスタントワークです。

本音を言いすぎたかもしれません・・・。

しかし、日本の歯科医療が少しでも良くなるように・・・・。

本当に御頑張っている人が必ず日の目を見る世の中になりますように・・・。

「ならぬものはならぬ」 です。

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2011年4月 3日 日曜日

 2011年3月13日より、会員登録をしていただいている患者さんにほぼ毎日お送りした主なメルマガの本文をとりあえずまとめてみました。なぜかというと、この震災によって起こったことや気持ちを記録に残しておきたい、忘れてはいけないという想いがあるからです。それは、日本人として、人として、男として、歯科医師として、院長として、一家の主として、親としてなどです。
この震災によって、我々の心にも大きな爪痕を残しています。
僕らがこの世からいなくなっても、後世に必ず伝えられるこの未曽有の大震災(地震・大津波・原発)。
忘れたくないし、忘れられないです。
今でも、震災直後の大津波の映像や東京のビルの屋上の火災、製油所などの大火災などが脳裏に焼き付いています。
忘れられません・・。
なお、僕が発信したメルマガに対して、患者さんから思わぬ嬉しいメールを頂戴したので、それもいくつか紹介させて頂きます。
 実は、ホームページをリニューアルする際に、制作会社さんから患者さんからの治療についてのコメントというか治療についての感想みたいなことをl掲載した方がいいので、と言われていました。確かにそういうものをホームページに掲載している医院が多いのですが、僕自身、そういうものは、こちらが要求するのではなく、自然に患者さんが書いてくれるものだと考えていましたし、なかなか不満やクレームを掲載するというわけにもいいかないですから、なんか嘘臭くて嫌だな~ということで、患者さんにお願いすることを躊躇していました。それも、我欲の1つかも知れません。やはり、そういうことは、やめようと思います。
今回、このような震災がキッカケで、診療とは直接関係ない自分の人間としての考えを伝えることができたこと、それを多くの患者さんが好意的に受け止めてくれたこと(勿論、反対論者の方もいると思います)、これは母校の学訓でもある「歯科医師たる前に人間であれ」という創立者の 故 矢ケ崎 康 先生の教えではないかと感じています。
僕が書いた少しばかりの知識が、今の皆さんの心に届けば、それで十分だと思っています。

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◆◆2011年3月13日(日)~2011年4月1日(金)まで◆◆
               (本文のみ)


 こんにちは。武井歯科クリニックです。まず、この度の東北関東大震災の被災者の方々に心からお見舞い申し上げます。今も、瓦礫の下にいる方々、家族と会えない方々、寒い場所で寝なければいけない方々、帰る家の無い方々のことを考えると、胸が痛くなります。一刻も早い救出や復興を祈るばかりです。
また、同じ業界の先生方や医院スタッフの皆さんの無事を心よりお祈りいたします。

2011年3月13日配信
 

おはようございます。武井歯科クリニックです。
このような状況の中、予約通りに来院していただいている患者さん達に心より感謝致します。
以下、明るい話題ではありませんが、今はお許し下さい。

小学生がたった一人で、両親を探して各避難所を探し歩いているそうです。
そんな情景を思い浮かべたら、我々はなんでもしなくちゃいけない!と思います。
やれることは何でもやります!
今日もガンバリます!!

2011年3月19日配信
 

 こんにちは。武井歯科クリニックです。
昨日は暖かったですね。昨日は朝から東京消防庁のハイパーレスキュー隊の会見で涙してしまいました・・。
さて、今日は春分の日。「昼と夜の長さが同じになる」といわれていますが、実際は昼の方が長いんですよね。国立天文台の天文学的計算によれば、今年は今日がその日にあたるようです。また、3月21日は弘法大師(空海)の命日でもあります。そもそも彼岸とは、煩悩を脱した悟りの境地のことで、煩悩や迷いに満ちたこの世をこちら側の岸「此岸」(しがん)と言うのに対して、向う側の岸「彼岸」ということだそうです。仏壇に供えるお供物は、ぼたもち(おはぎ)。これらの名は、彼岸の頃に咲く牡丹(春)と萩(秋)に由来すると言われているそうです。
前置きが長くなってすみません。

2011年3月21日配信
 

  おはようございます。武井歯科クリニックです。昨日は、停電になるまで業務をしていて、電気のスィッチを切るのを忘れ、朝までついていた部屋を作ってしまいました。スミマセン・・・・。昨日、不愉快(不可解)なことがありました。今日の停電時間中の予約の方から「どうしても、子供の治療してくれ」と電話があり、「停電だから・・・」と申し上げたところ、激怒されました。この状況でそれはないと思います。石原慎太郎の言う、"我欲"に相当するのではないでしょうか?今の状況をご理解下さい。多くの子供が親を亡くしています。また、スタッフに八つ当たりするのはやめて頂きたいと思います。みんな女の子ですので、可哀そうです・・。

                                                                  2011年3月24日配信

  こんにちは!!武井歯科クリニックです!今日は風が強いですね。火の元には十分に注意して下さい。昨晩も余震があり、なかなか精神的に落ち着きませんね。]また、今年はいつもに比べて寒い気がしますが、平年の前橋の3月の平均気温は6.9℃。昨年は7.2℃で、それを考えると特別寒いわけでもなさそうですね。3月は1年で雪が一番少ないはずなのですが、震災地では雪が多いですよね。実は3月は1年で一番海水温が低い月なんです。だから水蒸気があまりでないので、結果的に雪が少ないのですが、雪が多いということは、昨年の異常な暑さで海水温が高いのかも知れません。毎年思いますが、今は"桜"が咲くのがひときわ待ち遠しく感じます。ちなみに前橋の開花予想は4月6日。「さまざまな事おもひだす桜かな-芭蕉-」桜が咲けば、きっとみんな元気がでてくる。そう願いたいと思います。

2011年3月27日配信
 

 大震災から今日で18日です。たった18日。いつもの18日。19日前は家族団欒で夕ご飯を食べていたのに、人生が大きく変わってしまった人達のことをつい考えてしまいます。

さて・・・多くの外国人が本国に帰国する中、タイからのある留学生は、他の外国人同様、本国へ帰国しようとしたところ、母親に「楽しい時だけみんなで過ごして、みんなが困った時に自分だけ帰るのはよくない。あなたは、そこに留まりなさい」と窘(たしな)められたそうです。国籍や人種ではないですね。その人、その人の人格。我が子にそのように言える母親の気持ちは子以上に辛いと思います。それが立派かどうかは受け止め方によって違うと思いますが、僕はそんな立派な親になりたいと思います。

2011年3月29日配信
 

 おはようございます!!武井歯科クリニックです!今日も元気に頑張りましょう!!
さて、今日は小泉八雲(こいずみやくも;ラフカディオ・ハーン)の話をさせていただきます。英国人の父親とギリシア人の母親の間に生れた彼は、ギリシア近くのレフカダ島という所で生まれました。オバケの話が好きな変なガイジンというイメージがあるかも知れませんが、「雪女」とか、「耳なし芳一」などとを書いた人と言えば少し親近感が湧くでしょうか?さて、彼の著書「知られぬ日本の面影」という本の中に「仏像の微笑み」というエッセイがあります。明治40年頃に書かれたこんな文章です。
「明治、大日本人はこれだけ素晴らしい文化と伝統を持っていながら、ヨーロッパに追い付き追い越そうとするあまりに欧米人の合理的な心も一緒に輸入しようとしている。
器用な日本人、近い将来、彼らは欧米をはるかにしのぐ製品を産み出す様になるだろう。だが、その時には日本人はもう日本人ではなく、日本人によく似た西洋人になってしまっていることだろう。
そしてそうなった時にはじめて日本人は、かつて自分の町内の角に必ず立っていた石仏のなんとも言えないかすかな微笑みに気付くだろう。
実はその微笑みはかつての彼ら自身の微笑みなのだ。
このメルマガを発信してきてから、一貫して僕の心は「日本」や「東北を中心とした被災地」にあります。誰かに責任を押し付けても何も解決しないと思います。
我々も悔い改めなければならないことも沢山あるはずです。

2011年3月30日配信
 

 おはようございます!!武井歯科クリニックです!
今日から4月。少し暖かくなりました。こちらの桜の開花が待ち遠しいですね。
さて、今日は「山椒魚」の話を少し(といっても結構長い・・・)
大文豪、井伏鱒二(1898-1993)の処女作として知られるこの作品は国語の教科書にも載っていたので、覚えている方も多いでしょう。
さて、作品は「山椒魚は悲しんだ」という文から始まります。ある時、ひょんなことから、快適そうな穴をみつけた山椒魚は、そこに入り、住みつきます。気が付くと自分の体が大きくなって穴から出られなくなってしまいます。
穴の外では魚や蛙が悠々自適に泳ぎ廻っていますが、ある時、1匹の蛙がその穴に入ってきます。山椒魚は、穴の入口を自分の頭で塞いで、蛙を出られないように意地悪します。
2年位の月日が経った時に蛙がため息をつきます。山椒魚は、「もう、出してやるよ」というようなことを言うと蛙は「オレは腹が減って動けないんだ。もうダメだ」と言います。山椒魚は初めて我に返り「ダメって、本当にダメなのか」と聞きます。しばしの沈黙の後、「蛙、お前今、何を思っているんだ?]と山椒魚が聞くと、蛙は「今でも別にお前のことを怒ってはいないんだ」と言い、話は終わります。
解釈は様々ですが、山椒魚が自分、穴が会社や家、蛙を社員や子供、妻、夫、友人などに例えて考えてみると、考えるべきことが沢山ある気がします。蛙の言葉を自分は言えるかな??など・・・。
実はこの話には、続きがあり、それはあまり広く知られていません。また、明日、書きます。
今日も頑張りましょう!!

2011年3月31日配信
 

 おはようございます!!武井歯科クリニックです!
毎日お送りしているメルマガに、幾多の方々から温かい返信メールを頂戴しています。ありがとうございます。
自分なりにこのような発信をしていいのか否か、毎日自問自答しています。
と言いつつも、さて、昨日の続きです。
齢90を過ぎた井伏鱒二さんは、「井伏鱒二自選全集」を刊行しました。その中の1つに山椒魚がありました。ところが、その内容は処女作で書いたものと異なっていました。
彼は蛙と山椒魚との最後のやりとりを削除してしまったのです。
それについて鱒二は、ある人との対談の中でこのように答えています。「だって・・・あれじゃぁ、出られないもの・・・若い頃に書いたとはいえ、どうしてこんなひどいことをしたのかなぁって思ってね。出られないもの。これじゃあ、どうしようもないもの・・」
優しさと強さは共存すると思います。文豪がその処女作を晩年に書き直すというのは真の優しさと強さがなければ出来ないことだと思います。でも、人間は必ず過ちを犯します。それが人間です。
しかし、それを素直に省みることができるか否かが凡人との違いだと思います。
僕は蛙を閉じ込めてしまった処女作も蛙を閉じ込めなかった晩年の作品もどちらも好きだし、理解できます。だって、人間だから・・・。

2011年4月1日配信

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◆◆大切な僕の患者さんから頂戴した温かいメール◆◆
 ■東京から通っていただいている患者さんOさん

 春の訪れが心浮き立つはずの季節ですのに心は、被災された地域の皆様と同じ気持ちにあり、どうか、少しでも幸せと思える瞬間がありますように・・・と、願いながらの弥生三月の終わりです。昨日と今日、先生から頂いたメールに深く考えさせられ、限りある命の中で、この日本にいられることの有難さと喜びをもう一度思い正す機会を頂くことができます。
誰かを恨むでもなく、誰かのせいにするでもなく、「今」ここで何をすべきか、何ができるかを一生懸命させて頂くことに全力で取り組もうと改めて思いました。
銀座もネオンや明かりが消え、気持ちも暗く重くなってしまっていましたが、心は明るく弾んで過ごせるように皆が、上を向いて笑顔でいられるよう・・それだけを今願っています。
出来る限り頑張って参ります。
先生も、お身体だけはご自愛いくださいませ。
素敵なメールをありがとうございました。

■治療が長くなっているのに関わらず、辛抱強く通っていただいているTさん

 武井先生、こんにちは。○×□子です。いつもお世話になっております。また、毎日メールを送って頂きありがとうございます。そのつど、ためになるお話を書いて頂き、ありがとうございます。春分の日から始まり、彼岸やぼたもちの由来について初めて知りました。お水のことも全く知識がなくて、恥ずかしい限りです。先生のメールで初めて知った次第です。とても勉強になりました。ありがとうございました。さっそく「備忘録画」と書いたノートに書かせて頂きました。書くと、いくらか健忘症の私でも覚えていられそうですので。今日の小泉八雲のエッセイの一文には胸が締め付けられる思いがしました。
また、昨日のタイ人の留学生のお話は、感動しました。立派な母親だなと思いました。さっそくその話しを友達にしたら、「偉いお母さんよね。見習わなければね。いいお話を聞いたわ」といって喜んでいました。
先生もそういう立派な親になりたいと書かれてあり、それを読んで先生への尊敬の念と信頼感をますます深くいたしました。素晴らしい先生に巡り会えたことを心から嬉しく思っております。わがままな患者ではありますが、これからもどうかよろしくお願いいたします。毎日、先生のメールを楽しみにしている患者の一人です。メールは家族以外にはあまり書かないので、不慣れで読み辛くて申し訳ありません。
※お褒めいただくことはとても嬉しいのですが、僕自身は尊敬いただくレベルには非ず。お恥ずかしい限りです。まだまだ人間としての勉強が不足しすぎています。

■当院の開業時から14年間通っていただいている、とても痛みに弱い患者さんKさん。

 大昔 子供だったころの生活が 不便なことがあったり 裕福ではなかったので 欲しい物が いつもありました 欲しい物は ほとんど手にできませんでしたが あの頃のゆっくり流れていた時間は とても懐かしいです。 きょうも メールありがとうございました。

※僕が生れたのは昭和42年です。あの頃、まだ電気が来ていない友達の家もありました。小学生の時は夕方になると、お豆腐屋さんが自転車で「プーポー」とラッパを吹いて毎日、豆腐を売りにきており、それを買いに行くのが子供の仕事でした。夕方までは校庭で遊び、夏は川にも行きました。田舎だったので、沢蟹を採ったり、今の時期なら、つくしやヨモギを採って、母にヨモギ餅を作ってもらいました。お風呂も小さい時は薪で沸かすお風呂だったし、カラーテレビが初めて家に来たときの事も覚えてます。中学生の時はラジカセやコンポにお夢中で好きな歌手のレコードをカセットテープにダビングするのが楽しみでした。初めて買ってもらったグローブはZETTの緑のグローブ。クリスマスの日に、抱きしめて寝た記憶があります。昭和40年代は、まだまだそんな時代でした。今は、モノがありすぎですね。本当に・・・。どうしたらいいんだろうって考えてしまいます。

■僕と同じ年で昨年末に腫瘍摘出、現在、前向きに闘病し、頑張っている大切な患者さんHさん。

おはようございます。
ご無沙汰しております。
メールありがとうございました。
最後の抗がん剤治療が終わってから早や1ヶ月半たちます。
体力的にはだいぶ戻って来てますが、副作用の関節痛(手指)がひどく、力が入らず、車の運転が出来ずにいます。
震災に遭われた方の事を考えると、胸が痛み、何も出来ずにいる自分がもどかしく思えます。
沢山の人達に支えられ、ここまで乗り切る事が出来たのですから、弱音をはかずにがんばります。
先生にもお会いして、改めてお礼を申し上げたいです。そして、治療にも伺いたいと思っています。

※何もしてあげることも出来ずに、しかし、折に触れ、彼女のことを考えています。同じ年で、元、歯科衛生士という同じ職種に関わっていたせいかも知れません。手術を受ける前に会った彼女は僕に言いました。「自分も元医療人だから、自分の病気のことはきちんと知りたいんです」と・・。おそらく、"命"ということに面と向かったのだと思います。寂しく、辛かったと思いますが、立派だと思いました。立派な患者さんです。

■長く通っていただいている患者さんで、仲の良い笑顔が素敵なYさん

こんばんは・・・毎日送信して頂いているメルマガ 毎日拝見しています 先日の我欲やお彼岸の話など 毎回興味深く読ませて頂いています。夫婦の会話に上る事も多いです また今日配信されて来たタイの留学生の話は 他人事とは思えず 主人に話たところ涙ぐんでいました 歳を重ねる事に 涙もろくなっているようです まだまだ復興には時間がかかりそうですが 毎日の小さな積み重ねが大事ですよね 明るく笑顔で 前進あるのみです 。

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みなさん。ありがとうございます。
普段の治療中はなかなか、お互いに自分の考えなどは伝えられる時間はないですが、
みなさんから頂戴したメールを読むと
みんな、同じなんだなぁと感じます。
これらのメールは、僕の宝にしたいと思います。
本当にありがとうございます。           合掌

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2011年3月30日 水曜日

日本人の微笑み・・・

 今回は小泉八雲(こいずみやくも;ラフカディオ・ハーン)の話をさせていただきます。

英国人の父親とギリシア人の母親の間に生れた彼は、ギリシア近くのレフカダ島という所

で生まれました。

オバケの話が好きな変なガイジンというイメージがあるかも知れませんが、「雪女」とか、

「耳なし芳一」などとを書いた人と言えば少し親近感が湧くでしょうか?

さて、彼の著書「知られぬ日本の面影」という本の中に「仏像の微笑み」という

エッセイがあります。

明治40年頃に書かれたこんな文章です。

「明治、大日本人はこれだけ素晴らしい文化と伝統を持っていながら、
ヨーロッパに追い付き追い越そうとするあまりに欧米人の合理的な心も一緒に輸入しようとしている。
器用な日本人、近い将来、彼らは欧米をはるかにしのぐ製品を産み出す様になるだろう。
だが、その時には日本人はもう日本人ではなく、
日本人によく似た西洋人になってしまっていることだろう。
そしてそうなった時にはじめて日本人は、
かつて自分の町内の角に必ず立っていた
石仏のなんとも言えないかすかな微笑みに気付くだろう。
実はその微笑みはかつての 彼ら自身の微笑み なのだ。」


これは、3//30(2011)にメルマガ会員の皆さんに発信したものです。

メルマガを発信してきてから、一貫して僕の心は「日本」や「東北を中心とした被災地」にあります。

誰かに責任を押し付けても何も解決しないと思います。

我々も悔い改めなければならないことも沢山あるはずです。

「自分のためでなく 他人のために仕事をしなさい」

この意味が本当に心から理解できるようになるには、まだまだ時間がかかりそうです。

死ぬまでに理解できるかどうか・・・・。

今、現在で20%くらいかな??

despair自分の煩悩と戦う毎日です。多分・・・・一生・・・・。

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2011年3月27日 日曜日

水・・・・

間接的な影響で、"水"が不足(??)というより、"市販の飲料水"が不足しているようです。

ガソリン、お米、テッシュ、トイレットペーパー、インスタント食品、電池、小麦粉系の食品・

食材、納豆等々、様々なモノがこの2週間でスーパーの棚などから無くなりました。

電池は日本で最大の生産量を誇るメーカーの工場がなんと、高崎にあるそうです。

おそらく、僕の診療室から5キロも離れていないあのS社の工場ではないかと思います。知りませんでした。

さて、メルマガ会員の皆さんには発信したのですが、好評であったのでについて書きます。

ご存知の方も多いと思いますが、水にはカルシウムマグネシウムの量的な差によって

硬水と軟水に分かれます。一般的に関東は硬水、関西は軟水です。

硬度100以下を軟水100~300までを中硬水300以上を硬水と区別します。硬水はカツオ節

の出汁がよくでるのに対し、軟水は昆布出汁ですね。だから京都の京野菜は、

関東の水で炊いても美味しくなりません。どちらかというと、肉を煮たりするのには

関東の水は向いているのですよね。パスタは硬水で茹でた方がアルデンテになるようです。

調べたら、群馬県内で最も硬度が高いのは渋川市の7号井という浄水場で硬度289の中硬水。

高崎市の中島浄水場の硬度は138でやはり中硬水。高崎市の剣崎浄水場は48。

同じ高崎市若田浄水場は47で完全に軟水です。因みに県内で一番軟水なのは、

富士見村の新地配水池の硬度12。僕の育った松井田の坂本浄水場は硬度33。確かに美味しい水です。

また、市販されているエビアンは、硬度304の硬水クリスタルガイザーは硬度38の軟水

"いろはす"は採水箇所が5つあり、1つは北海道札幌市清田区の水で硬度29.1の軟水、

2つ目は、山梨県北杜市白州町硬度31.5の軟水、3つ目は静岡県駿東郡小山町の水で

硬度36.9の軟水、4つ目は富山県砺波市東保の水で硬度31.5の軟水、5つ目が鳥取県西

伯郡者町
の水で硬度43.0の軟水。したがって、基本的には軟水で、硬度は29.1~43.0の間

ということになりますね。ラベルには採水地が記載あれていますから、今度買う時があったら、

みてみて下さい。海外から入ってきている水は基本的に硬水が多いですね。

また、ウォーター・サーバーも人気です。実は僕は10年以上前からウォーター・サーバーを利用しています。

今は使う人が多くなりましたね。あれも、多くは煮沸による加熱処理をしているものが多かったり、

スーパーなどで無料で提供している機械に麦飯石などを使ったものがあります。

麦飯石には、水に入れると、残留塩素や雑菌等の不純物を吸い取り、水がキレイになる

効果や水やアルコールに触れるとミネラルを溶出する働きがあります。

魚を飼っている人には良く知られているものです。

麦飯石は、写真のようなサンゴのような多孔質の構造体です。写真がキレイだったので載せてみました。




食品衛生法により、日本で生産されているミネラルウォーターの大部分は、
85℃以上で30分間、熱処理をしなければなりません。

一方、熱処理をしていない湧き水は二酸化炭素が豊富に含まれるために美味しいのだそうです。

ミネラルウォーターは熱処理しているために二酸化炭素などが損なわれ、美味しさが奪われて

いるのではないか?と考えられます。

僕の使っている水は群馬県の箱島の湧水です。これは、煮沸をしてません。

ミリポアという米国の超有名なメーカーのフィルターを通して雑菌を除去していますので、

水の味が全く違います。1箱2ボトル。1ボトル3ガロン。11.35リットル(¥1,365)入ってます。

空になれば、宅急便さんが新しいボトルと交換して回収してもらえます(配達回収料込)。

ちなみにミリポア・フィルターとは病理の実験などに使われているもので、

僕も大学の病理在籍中に使っていたので、かなり信頼性は高いと思っています。

普通にネットで検索しても、ヒットしませんよ。かなりレアな会社だと思います。

今みたいにウォーター・サーバーが流行する前からやっていた会社ですので、信頼して下さい。

サーバーはレンタルもありますが(月々¥1、050)、サーバーはこの10年で1回変え

ただけです。社長のブログも真面目で会社も信用できます。

飲み比べたら、美味しさがよ~くわかると思います。

もったいつけないで、早く紹介しろよ~punchという声が聞こえてきそうですので、ご紹介します。

アクセスしてみて下さい。

http://www.eawater.net/index.html



箱島の湧水

一度、訪れてみたいと思っています。






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2011年3月17日 木曜日

東北関東大震災・・・2011.03.11 PM2.46

被災地の方々へ・・・

まずは、本被災地の被災地の方々に心からお見舞い申し上げます。
現在も、救助活動が続いておりますが、1人でも多くの方が救出されますことを、心から祈ります。
全てが、想定外ですから、72時間を超えても生きている方がいても想定外です。そういう意味での想定外が多くあればいいと思います。
また、救助活動の最前線にいられる自衛隊隊員の方々をはじめ、警察・消防関連の方々にも御礼を申し上げるとともに敬意を表します。
ありがとうございます。

当院は、スタッフ全員とその家族もみんな無事です。
震災時はちょうど、診療中でした。4人の患者さんんと一緒でした。(全て女性)
医院はガラスが1枚割れただけで大きな被害はありません。

■■輪番停電■■
 3/13(火)より、輪番停電がはじまり、昨日、当地域もはじめて停電が実行されました。
診療は震災後、50%できているかいないかという状況です。計画通りに実行されれば、もう少し予定がたてやすいのですが、
今の状況では仕方ないです。僕らの不自由さなど比べ物にならない方々が沢山いらっしゃいます。
東電の方に電話をした時、電話の女性が非常に恐縮していましたが、職員の人が悪いわけじゃないです。きっと、嫌なことを言う人がいるのでしょう。そういうところって、日本人の変な村意識で、本当に良くないと思います。

■■マイクロ・コース卒業生の安否■■
福島県郡山市の 和田裕一 先生
茨城県水戸市の 高橋佳男 先生
お二人ともに無事です。ご家族も無事だそうです。
しかし、生活に不自由されていることは間違いありません。
悔しいけど、今は何もできない・・・。
本当にゴメン。


■■歯科医療関係者の方々へ■■
 この業界でも消耗品の買い占めがはじまっています。みんながそんなことすれば、診療できるライフラインがあっても材料ないから診療できないなどという自分の首を自分でしめるようなことが起こりますよ。不安なのはみんな同じです。
当院でも全ての材料は節約して使っています。たった数日ですが、今のような生活をしてみると、平素、いかに無駄なことをしているかがよ~くわかります。しかし、これも 「喉元過ぎれば熱さ忘れる」 では、何の意味もありません。継続することが重要です。
僕の小さい頃、家ではお風呂で自分の体を洗ったタオルをよく絞って、自分の体を拭いてでてくるのが当たり前でした。今はバスタオルがありますが、年配の方をみていても、やはりバスタオルなんか使わない人も多いですね。そういうことも見習うべきと思います。
喉元過ぎれば・・・の類語は「雨晴れて笠を忘れる」 「暑さ忘れれば陰忘れる」 「魚を得て筌(うえ)を忘る」 「難産色に懲りず」

4月に予定されていた日本顕微鏡歯科学会 第8回大会(三橋 純 大会長)も、秋に延期 または中止ということになりました。仕方ないです。


■■私事・・・■■
 3月15日、13年間一緒に過ごした、僕の愛犬が亡くなりました。前の晩、僕が施錠したと思っていた鍵が開いており、昼過ぎに市役所の方から連絡をもらい、少し離れた散歩道沿いの川で溺死していました・・・。(僕の不注意です)
老犬で、この半年は、突発的な発作と痙攣を毎日繰り返し、目も見えず、耳も聞こえずの状態でした。
患者さんに教えていただいた話では、犬は1歳のときまでに散歩したところに行くと言っていました。確かに、その川はよく散歩に連れて行ったサイクリングロド沿いの川で、それを聞いたら、色々な思い出が走馬灯のように蘇り、余計に悲しくなってしまいました。
川でみつけた時と川から抱き上げた時は、犬ですが、涙があふれてとまりませんでした。不謹慎と言われるかもしれませんが、これが自分の肉親や知人であったら、その悲しみはいかばかりかと、想像もできませんが、大津波にのまれた方々のことをつい、重ねて考えてしまいました・・。

■■患者さんへ■■
輪番停電により、診療時間を変更させていただいています。ご迷惑をおかけしますが、どうかご理解下さい。
なお、メールマガジン(メルマガ)会員の登録をされている方には、毎日、診療時間のご案内を配信させていただいております。
これは、非常に便利で、当院の診療時間が正確に毎日メールで配信されます。
今後は診療の空き時間や急なキャンセルが入った場合なども配信させていただくか否か検討しています。
ホームページのトップページの左下、メルマガ会員登録のバナーよりご登録下さい。

今回も、元気のあるブログを書けませんでした・・。仕方なし・・。生きてるだけでもうけもの・・。
でも、頑張るしかありません!!
被災地の方々のためにも!家族のためにも!スタッのためにも!患者さんのためにも!そして日本のためにも!!!
punch

















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2011年3月 8日 火曜日

昨日・今日と・・・

昨日・今日と・・・大変疲れました。
先週末は、所属するスタディ・グループ総本山(宗教ではないですよ。歯科学の臨床医の日本最大の勉強会ですよ)の設立30周年記念祝賀会と講演会があり、東京に行ってきました。祝賀会は、紀尾井町のニューオータニでした。ほとんど、何も食べませんでした・・。leoまあ、そんなものです。
昨日、今日は診療で、なんだかものすごく疲れました。
かなり、オーバーワークだと感じてます。(他の衛生士2人も・・)
当院の2人の衛生士は頑張り屋です。下手な男より偉いところがあります。
"意気地" "根性" "努力" "忍耐" このような事が備わっている気がします。
今の男にあるのかな??

やらねばならぬ。やらざるをえぬ。ってとこです。

教えることや、育てることが一番難しいですね。患者さんの前で教えるわけにはいきません。
臨床をやりながら、教えるのは不可能に近いです。

僕らは、聖職ではなく、全ては技術が問われる世界です。
良ければ◎。だめなら×。わかりやすい世界です。

あしたもオペ。やらなければならないことが沢山・・・。

しかも全てが期限付き・・。

こんな気持ちの日もあります。

次回は、元気なブログをお届けしたいと思います。

弥生、3月・・。今日、明日と公立高校の2次受験日です。

がんばれ!正也!







 

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2011年2月28日 月曜日

Clinical Microdentistry Introduction Course開催!!

2011年最初のClinical Microdentistry Introduction Courseが開催されました!!

今年は4名の先生方をお迎えしての開催となりました。
埼玉県、神奈川県、群馬県からの先生方です。

1名の先生は3回目の受講、2名の先生方は再受講、1名の先生が新規受講でした。

セミナーの様子は、顕微鏡歯科サイトに新しくバナーを貼ってアップしてあります。

いや~。何故かこのセミナーには真面目な先生が多く集まってきます。smile

嬉しく、ありがたいことです。

業者の方にも盛り上げて頂きました。藤原君、また持ってきてね~。


プレゼン、実習、臨床ケース見学・・・と、それぞれ楽しく学んでいただけたうようです。

また、夜の懇親会も・・・。beer  いや~。楽しかったです。

高橋先生、ありがとう。

ところで・・・

セミナーの中で根管内をしっかり乾燥させないといけないと述べたと思いますが、

具体的にどういうことか?というと・・・。日常、当たり前のようにしているような光景があります。

みなさん、診療室や自宅の流しや浴槽に石鹸のカスがついているのをみていますよね??

それって、どういう環境でしょうか?

そうです。流しや浴槽が完全に乾燥された状態でしょ!?

下の4枚の写真をみて下さい。








どちらも、濡れた状態では、本当の汚れはわかりませんよね?

根管内も同じことなんです。

もちろん、オペなどは、浸潤した状態で行わないといけないものもありますが、根管内や縁下歯石、形成歯、余剰セメントなどは、
Dryな環境を作って本当の姿(状態)を確認するということが必要になってくると思われます。

ふと考えてしまいました・・・。人間はどうなのでしょうか?もしかしたら、Dryな人の方が、本当の部分がよく見えているのかも!!??

さて、来月はセミナー自体は根管治療や齲蝕治療などの保存関連のことが多いですが、

オペ見学は根面被覆です。

その後は、また楽しい懇親会ですね!また、あのお店でいいですか? "モッコリ" で乾杯ですね!

来月は石川先生と鎌田先生も出られるそうですので、また楽しみにしています。

最後になりましたが、㈱ウルトラデント 竹内さん ㈱茂久商会 中西さん ㈱ペントロン・ジャパン 藤原君 当院スタッフのみなさん、ありがとうございました。また、来月も宜しくです!!


smileSee You Next Month!!


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2011年2月10日 木曜日

院内研修をしました

昨日、今日と院内研修のためにお休みをさせていただきました。
今、スタッフは歯科衛生士さん3名と歯科助手さん1名ですが、
これまでの14年間で、一番、いい感じです。happy01

気楽で、気さくで、明るく、楽しいスタッフです。heart01

昨晩も1時過ぎまで、宴の場wineで、様々な話をしました。

研修会自体も、非常に有意義だったと思います。

診療システムについても、様々な意見を提案してもらいました。

スタッフのためにも頑張らねば・・・goodと思えるようなシュチュエーションがあります。

まだまだ、当院は"発展期"のまっただ中です。

"やらねばならぬこと" がたくさんあります。

明日は、「建国記念日」でお休みですが、診療室に向かいます!

日の丸を掲揚した後、頑張ります!!

明日は雪だそうです。




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2011年2月 6日 日曜日

今日は休診日でしたが・・・・

今日は、1日中、事務的な仕事をして過ごしました。いつものことですが、あっという間に1日が終わってしまいました。
wobbly
ホームページの各サイトの文章を校正して更新したり、新着情報をアップしたり、モバイルサイトのメルマガ配信試験をしたり、写真の整理をしたりと色々ありますが、やりたいことの30%もできていません。

事務的な仕事を専門にやってくれるスタッフが欲しいくらいです。bearing

久しぶりにあまり天気の良くない1日でしたが、ふと外をみると、医院の前の梅(白梅、紅梅)が咲いていました。

寒くても、季節は確実に春に近付いているようです。

今週は水・木・金曜日と3連休を頂きます。

水・木は院内研修です。scissors

院内にポスター掲示する予定ですが、メルマガ会員を募集する予定です。

会員特典として、衛生用品のプライス・サービスをしたり、リコール率の高い患者さんには、何かしていこうと考えています。
smile

昔は院内通信とかがありましたが、今はホームページやブログでそれができますね。

時代は変わったものです。(僕が大学2年生の時に、セブンイレブンに、コピー機が設置されました。携帯電話は、卒業した時期には確か、IDO(懐かしい!!)という会社の電話が30万円位したと思います。(勿論、持ったことはありませんが・・)

今や、携帯電話は当たり前。ブログやツイッター、、、、。いつまで、ついていけることやら・・。

昭和40年代生まれの皆さん!頑張りましょう!!!

そういえば、デンタル・ダイヤモンドという業界誌に当院が掲載されます。歯科衛生士さん2人が取材を受けています。

また、新着情報などでお知らせします。

明日も早起きです!!dash



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2011年1月20日 木曜日

最初の院長ブログです

こんにちは。院長の武井です。delicious
昨年末にホームページを大リニューアルしました。ブログもサテライトを含めて書きたいことは沢山あるのですが、なかなか時間がとれなく、訪問していただいた方には、大変申し訳ありません。
明日は休日ですが、休日といっても、なかなか休める日はなく、明日も事務的な仕事や技工、セミナーの用意などで、1日つぶれると思います・・・。
マメに更新していきたいとは、思っているのですが・・・。期待、薄っっ!?かな?

そういえば、今日(昨日?)以前、僕のところに勤務していた歯科衛生士さんの紹介で、そのお母さんが予約をされました。根管治療を1年以上続けているそうですが、良くならないそうです。間違いなく"顕微鏡"!!ですね!!delicious

当院の患者さんは、看護師(女性)、歯科衛生士さん(元)や歯科医師の奥様、医師、教職員の方が多いですね。
その理由は、やはり、顕微鏡だと思っています。理解をしていただかなければ、治療になりません。
動画などのデジタル機器関係は、日進月歩ですので、解像度などが高いものの方が良いです。でも、設備投資には莫大な費用がかかります・・。shock

今、最後の患者さんがお帰りになりました。スタッフの衛生士さんも御苦労様です!!delicious

歯科衛生士さんといえば・・・4月から、男性の歯科衛生士さんが入社してきます。
また、紹介致します。

いまのところ、歯科衛生士さんは4名(加藤先生は除きます)になります。
頑張るのみです!!



 









 

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